ポルトガル1部リオ・アヴェは1日、マンチェスター・CからFW食野亮太郎を2年間の期限付き移籍で獲得したと発表した。なお、契約にはリオ・アヴェによる買い取りオプションが付帯している。
現在22歳の食野は、ガンバ大阪の育成組織出身で、2018年4月にJ1デビューを飾った。昨年夏にG大阪からマンチェスター・Cへ移籍。同年8月30日にスコットランド1部ハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)へと1年レンタルで加入した。同選手は2019−20シーズン、スコティッシュ・プレミアシップで19試合に出場し、3得点1アシストを記録。しかし、チームは不振にあえぎ、新型コロナウイルス感染拡大によるシーズン打ち切りにより、2部降格が決定した。
食野が加入するリオ・アヴェは、ポルトガル北西部の都市ヴィラ・ド・コンデに本拠地を置くクラブで、1939年に創立された。1部での優勝経験はないが、近年は躍進を遂げており、2014−15シーズンにクラブ史上初となるヨーロッパリーグ(EL)を出場を果たした。直近5シーズンのプリメイラ・リーガでは5年連続で7位以上に付けており、2019−20シーズンは5位フィニッシュ。2020−21シーズンのEL予選2回戦の出場権を獲得した。
リオ・アヴェは9月17日に行われるEL予選2回戦でボスニア・ヘルツェゴヴィナのボラツ・バニャ・ルカと対戦し、9月21日のリーグ開幕節ではトンデラと対戦する。
https://twitter.com/RioAve_FC/status/1300735181876350976