ブルージェイズ山口、ロング救援で力投も…8回に決勝ソロ浴び3敗目

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2020年09月02日 11:52  ベースボールキング

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ベースボールキング

6回のピンチを好救援で凌ぎ、チームメイトに称えられる山口(左)
○ マーリンズ 3 − 2 ブルージェイズ ●
<現地時間9月1日 マーリンズ・パーク>

 ブルージェイズの山口俊投手(33)が1日(日本時間2日)、敵地でのマーリンズ戦に3番手として救援登板。同点の8回に決勝ソロを浴び、2回2/3を投げ1失点の成績で3敗目(1勝)を喫した。

 山口は2−2の同点に追いつかれた迎えた直後の6回、なおも一死三塁のピンチで3番手として登板。先頭の5番・アンダーソンに初球を叩かれるも、打球は浅めの中直。続くディアスには2ストライク後の高め釣り球を狙い通り振らせ、見事な火消しを披露した。

 続投した7回は、二死から二塁打を許すも最後は1番・ディカーソンを遊ゴロに退けピンチ脱出。しかし3イニング目となった8回、先頭のマルテに初球の真っ直ぐを左中間席へ運ばれ、山口は打たれた瞬間にガックリと膝に手をついた。続く3番・クーパーにはボテボテの内野安打を許したものの、続くジョイスは一塁・テレスの好守もあり一ゴロ併殺。最後は5番・アンダーソンを見逃し三振に退けた。

 山口は2回2/3で30球を投じ、打者10人に対し、3安打1失点、3奪三振無四球の内容。打線の援護もなくソロ被弾が決勝点となり、防御率は4.11となった。
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