西武、所沢駅東口駅ビル計画が完成「グランエミオ所沢」第II期開業

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2020年09月02日 19:51  マイナビニュース

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西武ホールディングスは2日、西武鉄道と西武プロパティーズが一体となり、開発を行ってきた所沢駅東口駅ビル計画において、9月2日に商業施設「グランエミオ所沢」第II期を開業し、あわせて所沢駅の新改札など新たな駅設備の供用を開始したことにより、2014年から計画を推進してきた所沢駅東口駅ビル計画が完成したと発表した。

9月2日に行われたオープニングセレモニーは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防に配慮しながら、参加者にリアルな場に集ってもらうのではなく、事前にメッセージ動画を投稿し、当日のイベントにオンラインで参加してもらうなど、新たな形を取り入れての開催となった。

所沢のさまざまな場所で撮影された動画「エリアプロモーション動画」の放映、西武ホールディングス代表取締役社長の後藤高志氏、所沢市長の藤本正人氏、住友商事生活・不動産事業部門長の安藤伸樹氏、KADOKAWA取締役会長の角川歴彦氏の4名によるトークセッション、登壇者を含めた8名によるテープカットセレモニーが行われたほか、埼玉西武ライオンズ監督の辻発彦氏、お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰さん(所沢市観光大使)、落語家の林家たい平さんらによるお祝いメッセージ動画も放映された。

「グランエミオ所沢」第II期開業により、第I期から新たに49店舗増え、全体で126店舗(うち1店舗未定・2店舗開業延期)に。西武線沿線初となる店舗が数多く出店し、開放的な多目的スペース「セントラルプラザ」、屋上庭園「とこにわ」といったレストスペースが充実している。

所沢駅では、新改札や橋上コンコースなど新たな駅設備の供用が開始されたほか、新たな駅設備のシンボル待合スペース「とことこひろば」、池袋線・新宿線を走る電車を一望できる屋外デッキも整備された。

所沢エリアでは、2021年にメットライフドームの改修計画と西武園ゆうえんちリニューアルが完了予定であり、所沢駅西口では広域集客型の商業施設を核とした大規模開発を2020年代半ばの開業に向けて推進中。西武グループ外の動きとしても、文化複合施設や住宅など、多くの開発が進行している。(木下健児)
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