巨人先発・戸郷の投球に下柳氏「1球のミスが痛かった」

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2020年09月04日 21:10  ベースボールキング

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巨人の戸郷翔征 (C) Kyodo News
○ 阪神 5 − 4 巨人 ●
<11回戦・甲子園>

 巨人の先発・戸郷翔征は6回途中5失点で3敗目を喫した。

 戸郷は2回に大山悠輔に一発、西勇輝にスクイズを決められたが、5回までこの2失点に抑える。しかし、6回先頭の糸井嘉男に二塁打を浴びると、続くサンズの打席中に代走・江越大賀に三盗を決められる。直後にサンズに2ランを浴びた。さらに、大山に中安、一死後、梅野隆太郎にも左安で一、二塁とピンチを招くと、小幡竜平にレフトへ適時打を打たれた。戸郷は続く西勇輝にバントを決められたところで、降板となった。

 ABCラジオ制作でニッポン放送でも放送された『阪神−巨人戦』で解説を務めた下柳剛氏は、サンズが本塁打を打たれた場面について「2球ぐらい甘くなったボールで、あとはきっちりいいところに投げていたんですけどね。インコースへの投げミスが真ん中低めにいって、江越君にスチールされたことでしまったということを引きずって投げていたかもしれないですね」と話した。

 また、この日の戸郷の投球について下柳氏は「1球のあのミスが痛かったですけど、右、左、内、外に投げ分けてしっかりしたピッチングをしていました。左バッターのインコースのときのシュートが目立ちましたね」と評価しながらも、課題点を挙げていた。

(提供=ABCフレッシュアップベースボール)

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