中島健人&平野紫耀『未満警察』最終回の“お涙頂戴”展開に「美談にするな!」「ただのサイコパス」と不満噴出!

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2020年09月07日 22:52  サイゾーウーマン

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 Sexy Zone・中島健人とKing&Prince・平野紫耀が主演を務める連続ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)が9月5日に最終回を迎え、世帯平均視聴率11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。初回の11.2%ぶりに2桁台に返り咲いたが、ネット上では、まさかの結末に「美談にするな!」「どういうつもり?」と批判が続出している。

 同作は、警察学校に通う理論派のまじめな優等生・本間快(中島)と、感情先行型の肉体派タイプ・一ノ瀬次郎(平野)がバディを組み、仲間や刑事の力を借りながらさまざまな難事件を解決していくというサスペンスドラマ。 物語が後半戦に突入した第6話からは、学校内で起きた“立てこもり事件”をきっかけに、9年前に“スコップ男”が起こした3件の連続殺人事件の真相を探るというストーリーが展開されていた。

 第9話では、教場の同期・橘冬美(大幡しえり)が持っていた古い携帯電話に、1人目の被害者を土に埋めている片野坂譲教官(伊勢谷友介)の姿が写っていたことから、“スコップ男”の正体が片野坂であることが判明。そして最終回では、快と次郎が及川蘭子助教(吉瀬美智子)や同期たちとともに、片野坂が起こしたと考えられる3つの殺人事件の捜査をすることになったのだが……。

「捜査をするうちに、1人目の被害者女性が、片野坂の娘を自殺に追い込んだ同級生だったことが判明。そのため2人目の被害者は、当時、片野坂一家の近所に住んでおり、片野坂が1人目の被害者女性を殺した殺人現場を目撃したため、口封じとして片野坂が殺害。さらに、3人目の被害者である片野坂の同僚の刑事は、犯行に気付いたため殺害された……と推理した快たちですが、冬美の携帯には、片野坂のもう一人の娘が、姉の復讐のために1人目の被害者をスコップで殺害するシーンが写っていたことから、一連の事件の真相が発覚。実は、その娘が冬美だったことが明らかになり、ネット上では『えっ! 殺人犯しといて警察官目指すとか、どれだけ図々しいの?』『冬美はただのサイコパス』『入学時に過去のこととか調べないのかよ!』と批判が続出していました」(芸能ライター)

 しかも、2人目の被害者は、片野坂が殺害したのではなく、片野坂の元妻の晴美(西山蘭子)と揉み合った末に亡くなったことも明らかに。片野坂は、家族2人の罪をかばうために“スコップ男”という架空の人物になりすまして事件を隠蔽し、全ての犯行に気が付いた同僚を片野坂自身が殺害したというのが3つの殺人事件の真相だった。

「警察関係者の親子2人が“殺人犯”というまさかの結末に、視聴者はあ然としたよう。その上、片野坂は“家族を守るため”に罪をかぶり、冬美も“自首をしたら父が逮捕されるため、今まで家族を守ってきた”という文脈でストーリーが展開されていたため、ネット上では『登場人物みんな泣いてるけど、なんの感動もない』『全然同情できない』『美談にするな!』と厳しい声が続出。事件の真相が明らかになり、片野坂が自殺未遂を図った際は、本間と一ノ瀬が『教官に教わりたいことが山ほどあります』『一人前になるまで見届けてください』と駆け寄るシーンもあり、『何でそんなこと言えるの?』『意味がわからない』『どんな展開だよ』とあき呆れた声も噴出していました」(同)

 モラルを欠いた無理やりな“お涙頂戴”の演出に、モヤモヤした視聴者も多くいたようだ。一方で、放送終了とともに、「毎週土曜の楽しみがなくなった」「もうカイくんとジロちゃんに会えないなんて寂しい」と“未満警察ロス”を訴える声や、「この2人が警察官になった物語も、いつか見てみたい」と続編の制作を望む人もいるようだが、果たして実現するのだろうか。

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