セイコーの時計「ピラミッドトーク」未来技術遺産に

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2020年09月08日 14:40  ナリナリドットコム

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セイコーホールディングスとセイコークロックは9月8日、1983年に誕生した「音声報時時計ピラミッドトーク DA571」など3点が、独立行政法人国立科学博物館が認定する2020年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録されたと発表した。

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「音声報時時計ピラミッドトーク DA571」は、当時発展目ざましかったIC技術と、ピラミッドというシンボリックなデザインを活かし、時刻を目で見る表示ではなく、耳で聞く音声で告げるというユニークなクロックとして、1983年に海外、1984年に国内で発売され好評を博した製品。

製品化にあたっては、そのデザインを実現するために音声合成IC、CPU、アンプICの3チップの高集積度実装を果たした。その後、音質の改良やデザインのリニューアルを重ね、シリーズ累計で100万個以上を販売した大ヒット製品に。派生商品も多数開発・販売し、中でも持ち運びしやすいカードタイプの「ポケットトーク」は特に優れた福祉製品として、通商産業大臣表彰を受けるなど高い評価を得ている。

今回、「未来技術遺産」に登録されたのは、ほかに「スパイラル水晶時計 SPX-961」「超超薄型掛時計 HS301」。セイコー商品の登録は、2018年度登録の世界初のクオーツ式腕時計「セイコー クオーツアストロン 35SQ」、2019年度登録の世界初の6桁表示デジタルウオッチ「セイコークオーツLC V.F.A. 06LC」に続き、3年連続となる。

「重要科学技術史資料」(未来技術遺産)は、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ特筆すべき発明や開発品を、世界有数のわが国の科学技術の歴史を示す実物資料として、独立行政法人国立科学博物館が登録する制度で、2008年に制定された。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20200961422.html


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