東武鉄道「ソーシャルディスタンス日光号」船橋〜東武日光間で運転

東武鉄道と東武トップツアーズは9月27日、ソーシャルディスタンスに配慮した臨時列車「ソーシャルディスタンス日光号」を船橋〜東武日光間で運転する。車両は634型「スカイツリートレイン」を使用する。

「ソーシャルディスタンス日光号」は、東武線の1都4県にわたる広い路線網を活用し、船橋駅から春日部駅経由、乗換えなしで日光・鬼怒川方面へ旅行してもらうことを目的に企画された。ソーシャルディスタンスを確保するため、定員の半分の人数で乗車することとし、座席をひとつずつ空けて着席することで、隣り合わせにならないように配慮する。

往路は船橋駅9時23分発・柏駅9時49分発・春日部駅10時37分発・東武日光駅12時2分着、復路は東武日光駅15時49分発・春日部駅17時47分着・柏駅18時48分着・船橋駅19時20分着。日光で約3時間40分のフリータイムがあり、市内の散策または「SL大樹」の乗車などで自由に過ごせる。

旅行代金は、昼食の「元祖栃木牛めし」込みで大人9,800円・こども6,400円。日光二社一寺の西参道にある「西参道茶屋」で使える500円券と東武鉄道ノベルティグッズ4点が付く。東武トップツアーズ各支店と東武トップツアーズWEB販売センターで発売する。（佐々木康弘）