エヴァートンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、トッテナム戦を振り返った。エヴァートンの公式サイトがコメントを伝えている。
プレミアリーグ第1節が13日に行われ、エヴァートンはアウェイでトッテナムと対戦。試合は55分、エヴァートンが左サイドでフリーキックを獲得すると、リュカ・ディーニュのクロスをカルヴァート・ルーウィンがヘディングで合わせてゴール。エヴァートンが先制すると、そのまま1−0でトッテナムに勝利を収めた。
アンチェロッティ監督はトッテナム戦を「素晴らしい試合だった。私がチームに期待していたものだったよ」と振り返った。
また、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス、ブラジル代表MFアラン、フランス人MFアブドゥライェ・ドゥクレのエヴァートン新加入3名は、この試合でクラブ公式戦初出場を果たした。アンチェロッティ監督は新加入の3名について「エネルギーとクオリティをもたらした。他の選手も3名の適応を本当によくサポートした。素晴らしいパフォーマンスだったよ」と評価している。
同監督は、3名の中でも大きな期待がかかるハメスについて言及。同選手を先発起用した理由について次のように明かした。
「身体能力の側面を見ると、ハメスは世界で最も足の速い選手ではない。しかし、高いクオリティを持っている。彼のクオリティを示すために彼を起用したよ。ハメスはライン間でボールを受け取る時、非常に危険な存在になる。だから身体能力は気にしていないよ。もしそうでなければ、ウサイン・ボルトにサインしているね」
アンチェロッティ監督は、中盤の選手層に自信を示しており「我々の中盤のコンビネーションは強力だ。アンドレ・ゴメスとハメスは質の高いプレーができ、アランは本当に良いポジショニングをする。ドゥクレはボックス・トゥ・ボックスで運動量が豊富だ」と述べている。