日本ハム・バーヘイゲンが8回零封の快投!自力V消滅の危機回避

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2020年09月14日 20:50  ベースボールキング

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ベースボールキング

日本ハムのバーヘイゲン (C) Kyodo News
● 楽天 1 − 2 日本ハム ○
<18回戦・楽天生命パーク>

 日本ハムが投手戦を制し、逃げ切り勝ち。自力優勝消滅の危機を回避した。

 打線は4回に3番・近藤健介の左翼越えソロで先制し、7回も近藤の安打を起点に6番・大田泰示の適時打で加点。相手先発・塩見貴洋の前にわずか2得点に抑え込まれたが、この日は先発のバーヘイゲンが楽天打線を手玉に取った。

 3回に9番・小深田大翔に投手強襲の内野安打を許し、二塁盗塁に暴投が絡んで二死三塁とされるも、後続を許さず無失点。4回以降は四球とエラーで走者を背負う場面こそあったが、カーブとチェンジアップのコンビネーションが冴え、楽天打線を翻弄した。

 結果的に3回の内野安打がこの日許した唯一のヒットで、8回まで111球を投げて被安打1、与四球2、奪三振9の無失点ピッチング。2点リードを保ったまま9回は宮西尚生へバトンを繋いだ。

 宮西はイニング先頭の田中和基に左越えソロを浴び、浅村にも安打を打たれ同点の走者を背負ったが、代打・岩見雅紀と6番・茂木栄五郎を連続三振に斬って取りゲームセット。宮西に4年ぶりのセーブが記録され、バーヘイゲンがチーム単独トップの6勝目を手にした。


 好相性を誇る楽天戦で今季3戦3勝となった右腕は、「シンプルに行こうと思って投球することができた。相性はいいけど、特別なことを考えず。清水がうまくリードしてくれた」と女房役のサポートに感謝を示しつつ、「とくにチェンジアップをうまく使うことができた。左バッターに有効だったのが勝てた要因かもしれない」と、手応えを口に快投を振り返った。

 日本ハムは負ければ自力優勝消滅の可能性があったが、なんとか踏みとどまり連敗を「2」でストップ。「自分ができることに集中してやっていきたい。CSに進出できるようなピッチングをできるように頑張っていきたい」と、ポストシーズン進出を見据え、さらなる活躍を誓った。

このニュースに関するつぶやき

  • 正直やや見劣りする戦力ながら「一番相撲」の面白さを見せてくれる采配。何だかんだ楽しみはある。
    • イイネ!11
    • コメント 2件

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