ヤリスクロス、キックス、タフト......新型続々登場で超激戦区に! 下半期にガチ買いすべき最新コンパクトカーBEST10

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2020年09月15日 06:41  週プレNEWS

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写真トヨタ「ヤリスクロス」価格:179万8000円〜281万5000円。発売前から予約が殺到したヤリスクロス。販売店関係者は「大ヒット確実です」
トヨタ「ヤリスクロス」価格:179万8000円〜281万5000円。発売前から予約が殺到したヤリスクロス。販売店関係者は「大ヒット確実です」

今、ガチ売れ中なのが軽を含めたコンパクトカーだ。しかも新型が続々登場! いったいどれを買えばいい? 自動車ジャーナリスト・小沢コージ激推しの10台をご開帳!

■トヨタのSUVがマジで激アツ!

いやアチぃ! 今年はコロナのせいで新車市場もダメダメかと思いきやとんでもない。例年以上にコンパクトカーの充実ぶりがスゴく、下半期は注目車がめじろ押しだ!

なかでも下半期に間違いなく猛威を振るうのが8月31日に発売されたトヨタのSUVヤリスクロス。今年3月のジュネーブモーターショーに登場する予定だったがコロナで断念。だが、試乗したプロトタイプがハンパない!

【写真】最新コンパクトカーBEST10

見た目はハッチバックのヤリスをモダンに、そしてSFチックにしたイケイケデザイン。しかもボディは狭い日本の道にジャストのサイズ。全長4.1m台と競合するホンダのヴェゼルやトヨタC−HRより短く、それでいてラゲッジルームは390Lと断トツに広い。リアシートも広大ではないが、スタイル優先のC−HRより広い。

走りの質感も素晴らしく剛性感、ステアリングフィール、乗り心地とコンパクトカーのレベルを完全に超えている。オマケに新作1.5Lハイブリッドはヘタすると実燃費リッター25劵譽戰襦

ガチでEVいらずだし、1.5Lのガソリン車の価格はオザワの予想よりも実際は安そうで、189万円台スタートのウワサ。ズバリ、コイツは初速の販売でN−BOXをブッ倒す可能性アリ!

2位はヤリスクロスと新トヨタコンパクトSUVツートップを組むライズ。キモは開発と生産がダイハツなこと。従って走りや質感はヤリスほど高くはない。だが、スペース効率とコスパは圧巻!

全長4m弱の超使いやすい5ナンバーボディでありながらリアシートはヤリスクロスやC−HRより広々だ。それでいて床下収納を入れるとラゲッジ400L超えと驚異的。

デザインはミニRAV4チックで迫力があるし、走りもダイハツの新プラットフォームによりサイズ以上のしっかり感。しかも168万円スタートの価格はマジで軽自動車級。売れる理由がわかる!

3位は赤丸急上昇中の日産の新コンパクトSUVキックス。全長4.2m台でホンダヴェゼルやトヨタのC−HRのガチライバル。そんなキックスの注目はデザインと質感、そしてかつてない電動ビリビリ感覚にある!

今回日本発売と同時に新導入したVモーショングリルのツラ構えが程よくモダン。なおかつ迫力がある上、リアシート、ラゲッジ容量共にライバル以上。さらに日産自慢のピュアEVリーフのモーターを使った2モーターハイブリッドの電動感覚が進化。アクセルを踏んだ瞬間に「もう走ってる!」みたいな感覚を味わえる。

この異様に良すぎるレスポンスや、思いどおりの加減速はノートe−POWERを完全に上回っている。オマケにインテリアや走りの質感向上はオザワの想定以上。マジな話、日産大逆襲のきっかけになる一台だ。

■スズキとダイハツのSUVも注目だ!

4位の新型フィットはこれまたホンダの「ウチは軽自動車メーカーじゃねぇ!」という意地が詰まった渾身(こんしん)作。

かつての燃費スペックや広さ競争を強制終了し、ホンダはユーザーに寄り添い、「心地よい視界」「乗り心地」「使い心地」「座り心地」をガッツリ追求。その結果スタイルは過去にない柴犬がモチーフ。癒やし系デザインとなり実にかわいらしい。走りも独自手法でフロントピラーを細くして視界をしっかり確保。

同時にフランス車顔負けのしなやかな足回りとフカフカ系のシートも自慢。今までの硬めの走り味がウソのよう。

ちなみに電動加速が自慢の新世代2モーターハイブリッドe:HEV。コイツは電動感を極力抑えたキックスと真逆の出来栄え。

5位は売れに売れているトヨタのヤリス。カッコと走りの良さを追ったハッチバックだ。凝縮感のあるスタイリングとスポーツカー顔負けのハンドリングが味わえる。

特にトヨタ自慢の新作1.5Lハイブリッドがスゴくて、出足からモーターパワー炸裂(さくれつ)! ライバルのどれより速い上、街中の実燃費はなんとリッター30卅宛紂これだけでも欲しくなるスーパーハンドリングエココンパクトだ。

6位は軽SUV筆頭の2代目スズキハスラー。キュートな丸目2灯マスクで大人気の初代のフルチェンジモデルだが、今回は微妙に硬派路線をチョイス。独特のフチ取りデザインの2灯マスクはそのままに全体を箱形化。結果見た面のボクシーさが増した上、プラットフォームも一新。乗り心地、走りの性能が上がり、スズキの現行軽自動車で最も質感が高い。

インテリアのクオリティも全体に上がり、ラゲッジには防水防傷加工もなされて本格4WD風。それでいて価格は128万円台スタートと手頃。もはや兄貴分のワゴンRを完全に食う出来栄えだ。

7位はハスラーのガチンコライバル、新型軽クロスオーバーSUVのダイハツタフト。しかしデザインやコンセプトは微妙に異なりハスラーがキュートかつ王道のジープ風デザインなのに対してタフトは都会的でワル。具体的にはかつてはやった軍用4WDのハマーっぽい。

全高はハスラーより50伉磴てより平べったく、ボディ全体のエッジもとがっている。前後バンパーもタイヤを守るタフなアイテムというよりデザインのアクセントになっていてカッケー。

またハスラーにはないデートカー的コンセプトも導入しており室内のつくりは明らかにフロントシート優先。事実、フロント側に大型ガラスルーフを標準装備。ほぼオープンカー顔負けの広々開放感が味わえる。ちなみにリアシート上にはガラスがなく、さらにシートスライド機構もつかず、荷物置き感覚。

走りは新世代DNGAプラットフォームのおかげでしっかり感がスゴい。特に直進時のクリアなステアリングフィールは軽自動車のレベルを超えている。走りの上質さではハスラーだが、楽しさではタフトが上回る!

■日産の入魂の軽が2台ランクイン!

8位はホンダN−WGNだ。絶対王者N−BOXと共通の新世代プラットフォームがベース。コレにヒンジドアを採用したセミトールワゴンだ。クラス的には定番すぎて目立たないが、オザワ的には走りの質感、総合力ではN−BOXをも上回り軽自動車最高レベルにあると考える。

64馬力のターボモデルはもちろん、クラス最高58馬力のノンターボモデルで味わえるスムーズな加速感はピカイチ。乗り心地は極上。軽自動車とは思えないレベル。ハンドリングも背高ノッポのN−BOXより低い全高のおかげで非常にシャープだ。

インテリアは樹脂のツヤ、質感共に申し分ない。発売直後のリコールで波に乗れなかったが、正直、登録車から乗り換えて違和感と不満のない最高の軽自動車といえる!

9位はこれまた今春発売の背高スライドドア軽の力作、日産ルークス。王者N−BOXとガチ対決モデルだが、ぶっちゃけクオリティは同等。先進安全で勝りコスパで少し負けるというナイス勝負ぶり。

見た目はシンプルな箱形であくまでも無印良品的においのN−BOXに対し、ルークスはV字メッキが濃厚なハイウェイスターのオラオラ顔が特徴。ぶっちゃけ、マイルドヤンキーが好みそう。

気になるスペースだがリアシートの広さはN−BOXと同等。リアシートを下げたときのヒザ前のスペースは互角。しかし、32僂離螢▲掘璽肇好薀ぅ謬々修論簑隋0貳崛阿砲垢襪肇薀殴奪戸椴未魯襦璽スの勝ちとなる。

走りの上質感ではN−BOXだがスポーティさではルークスが勝っている。あとは先進装備のホンダセンシングを標準装備するN−BOXに対し、価格高めグレードにプロパイロットがつくルークスという勝負。N−BOXとルークスで購入を迷ったらそんなに大差はないので、自分の好みを優先すべし!

大トリ10位は昨年登場した軽セミトールワゴンの日産デイズ。ルークス同様、日産と三菱の共同開発プロジェクトで日産が初めて主導して造った軽自動車。安っぽさを感じさせないデザイン、走りの質感はさすが日産!

特にスゴさを感じるのはインテリアで、樹脂の質、シートの座り心地共に軽メーカーとはひと味違う。高速で前走車を追従して完全停止するプロパイロットの出来は文句ナシ。ただし、プロパイロット装着車はお値段がチト高めになるがそれだけの価値はマジである!

今回紹介した10台はオザワがガッツリ試乗して吟味。どれを買っても損ナシだ。野郎ども、悩みに悩んでくれい!

取材・文・撮影/小沢コージ 撮影/本田雄士

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