大型補強敢行のエヴァートン、ウォルコットら余剰戦力の売却にも着手

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2020年09月16日 19:03  サッカーキング

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エヴァートンが放出を検討する選手たち [写真]=Getty Images
エヴァートンは、イングランド代表FWセオ・ウォルコットやアイスランド代表MFギルフィ・シグルズソンらの売却を画策しているようだ。15日、イギリス紙『タイムズ』が報じた。

 カルロ・アンチェロッティ監督の2年目を迎えるエヴァートンは今夏、レアル・マドリードからコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス、ナポリからブラジル代表MFアラン、ワトフォードからフランス人MFアブドゥライェ・ドゥクレらを獲得。3選手がスタメンに名を連ねた開幕節トッテナム戦では、彼らの活躍もあり1−0の勝利を収めた。

 そんななか、エヴァートンは戦力の“スリム化”を目指して数選手の放出を容認するようだ。『タイムズ』紙によると、放出候補にはウォルコットやシグルズソンらベテランのほか、昨夏にアーセナルから3400万ポンド(当時レートで約44億円)で獲得したナイジェリア代表FWアレックス・イウォビ、同じく昨年夏にユヴェントスから2750万ポンド(当時レートで約36億円)で獲得したイタリア代表FWモイーズ・キーンも含まれている。

 ほかにも、コンゴ民主共和国代表FWヤニク・ボラシエやボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFムハメド・ベシッチ、トルコ代表FWジェンク・トスン、スペイン人FWサンドロ・ラミレスら、アンチェロッティ監督就任前から構想外だったメンバーも、今夏の売却リストに名を連ねているようだ。

 一方、アンチェロッティ監督は上記全員の放出を希望しているわけではなく、シーズンを戦い抜くためにある程度の選手層を維持することも望んでいるという。

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