元ル・クプル 藤田恵美が回想する『ひだまりの詩』大ヒット当時の本音

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2020年09月17日 17:00  週刊女性PRIME

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写真藤田恵美
藤田恵美

「これが最後の仕事になるかもしれない、という気持ちはありました」

 '97年に放送されたフジテレビ系ドラマ『ひとつ屋根の下2』。劇中で流れ、空前のヒット曲となった『ひだまりの詩』を歌った元ル・クプルの藤田恵美は、当時の心境をこう振り返った。

「『ひだまりの詩』は藤田恵美さんと藤田隆二さんの夫婦デュオ、ル・クプルの5枚目のシングル曲です。ドラマの放送開始からおよそ1か月後に発売され、初週はオリコン78位と低調でしたが、ドラマが盛り上がるにつれ順位がどんどん上昇。7週目には2位にまで浮上しました。ドラマ終了後も売れ続け、200万枚近いセールスを記録。'97年の日本レコード大賞優秀作品賞を受賞し、紅白歌合戦にも出場。ふたりは一躍、時の人となりました」(音楽ライター)

はじめての売れる経験

 しかしその後、この曲を超えるヒット作には恵まれず、'05年に活動を休止。'07年に離婚を発表すると、事実上の解散となった。あれから13年がたったが、当時の心境を改めて聞いてみた。

デビューから2年半ほどたっていたころです。それまでは鳴かず飛ばずで、私たちもそろそろクビかな、辞めたら何しようかな、なんて思っていたときにお話をいただいたのが『ひだまりの詩』でした

『ひだまりの詩』はドラマに合わせて作られた歌だった。その歌い手を決める際、初期のアルバムを聴いていて藤田の声を気に入っていたドラマのディレクターが、ル・クプルを抜擢したのだという。

当初は“劇中で使われるかどうかわからない”という話だったんですが、3話目くらいで、長いシーンのときに曲をずっと流してくれたんです

 存在感を示したはずなのにエンドロールではタイトルも歌手名も紹介されなかった。気になった視聴者からの問い合わせがフジテレビに殺到。

ここまでヒットするとはまったく思っていませんでした。売れるっていうのが初めての経験だったので、とにかく毎日必死で。メディアへの露出も増えて、顔を隠さなくちゃいけなくなったり、コソコソ生活しなくちゃいけなくなったりして、ちょっと生きづらさも感じていました

元夫との交流は現在も続いている

 '01年からはソロ活動をスタート。洋楽のカバーソングアルバム『camomile(カモミール)』はアジア圏で大当たり。“理解に苦しむほどの人気ぶり”だった。

「香港チャートの洋楽部門で1位を獲得したんですよ。そのときは2位がエミネム、3位がMOBY。世界を代表するアーティストの上に自分の名前があることに驚きました。5万枚以上売れ、日本ならミリオンヒットに値するくらいの売れ行きでした。

 その後、台湾やシンガポール、韓国などアジア各国で同じようにヒットして、シリーズ累計で45万枚以上を売り上げたんです」

 '10年からは『OMOIYARIプロジェクト』として日本全国の学校を回る活動を開始。子どもたちやその親の世代に“思いやり”の心を伝える活動を精力的に行っている。

「'08年にいじめ防止のキャンペーンとして『OMOIYARIのうた』をつくり、その2年後から各地の学校などを回る音楽会を始めました。10年間で181か所、3万4000人以上の人に音楽を通して思いやりの心を伝えています。'18年には小学4年生の道徳の教科書にも歌詞が載ったんです」

 元夫の隆二さんとは今も交流があるそうで、昨年亡くなった義母の葬儀へ参列したり隆二さんの妹がライブに来てくれたりしているという。

誕生日にメッセージを送り合ったりしています。おせっかい焼きで今も何かあるとメッセージをくれるんです

 離れ離れでも“ひとつ屋根の下”は変わっていない。

このニュースに関するつぶやき

  • 大好きだったし、CD買ったし、今も聞いてる!!
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  • 売れる前、新宿都庁前のNSビルでよくミニライブしていて聴き浸ってたなー。その時CDも買って聴いていたよ。懐かしい。
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