ノーラン監督の超大作「TENET テネット」 評論家も絶賛「また観たくなる」

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2020年09月19日 17:00  AERA dot.

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写真監督 クリストファー・ノーラン/18日から丸の内ピカデリーほか全国公開/150分(c)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved.
監督 クリストファー・ノーラン/18日から丸の内ピカデリーほか全国公開/150分(c)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved.
「インセプション」「インターステラー」など発表する作品すべてが世界を席巻するクリストファー・ノーラン監督の最新作「TENET テネット」。世界7カ国でロケされた度肝を抜く映像も見もの。

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 満席の観客でにぎわうウクライナのオペラハウスでテロ事件が勃発。罪もない人々の大量虐殺を阻止するべく特殊部隊が突入する。部隊に参加していた名もなき男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は仲間を救うため身代わりとなって囚われ、毒薬をのみ込んでしまう。しかし薬は鎮痛剤にすり替えられていた。

 昏睡状態から目覚めた彼は、“あるミッション”を命じられる。それは未来からやってきた敵と戦い、第3次世界大戦を防ぐというもの。未来では「時間の逆行」と呼ばれる装置が開発され、人や物が過去へと移動できるようになっていた。キーワードは<TENET(テネット)>。突然、巨大な任務に巻き込まれた男は、それを遂行できるのか?

本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★★
過去を振り返ると時間への執着が際立つ監督の新作は、1日が24時間、時は前に進むという「時の法則」をはずし、名もない男が第3次世界大戦阻止のために働く。そこで連打される映像に身体が打たれる快感がある体感映画。

■大場正明(映画評論家)
評価:★★★★
圧倒的な速度と密度に追いつけなくなるリスクを恐れず、限界に挑戦する姿勢に爽快感すら覚える。これだけ複雑なパズルを構築すれば、人物がぼやけてもおかしくないはずだが、男女の感情まで鮮明に描き切る手腕にも唸る。

■LiLiCo(映画コメンテーター)
評価:★★★★
わからん! もう一回観た! なんか感じた。でも100%わかってない。しかしこの尺の作品を2回観るってことはノーランのトラップにハマったってこと。理解しようと思うと失敗する気が。実は物語はシンプルなんですよ!

■わたなべりんたろう(映画ライター)
評価:★★★★
迷宮に迷い込んだようでもあり、暗号を解読しているようでもあるが、映画が持つ醍醐味に溢れていて体感時間は短い。野心的な作品なのは、この監督ならではだが、今作は野心が溢れすぎているほど。再度観たくなること必至!

(構成/長沢明[+code])

※週刊朝日  2020年9月25日号

このニュースに関するつぶやき

  • 「難解だ」って、SF慣れしてないんだろうなあ。難しく見えるのは単に描写が適当なだけ。駄作だよ。
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  • 1回で理解できる作品ではないです。「考えるな、感じろ」的な作品で、リピートは必至です。
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