不慮の死続く芸能界 悩み抱えこまず弁護士に相談を、他業士と連携も…平松まゆき弁護士

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2020年09月21日 19:00  まいどなニュース

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写真悩みは一人で抱え込まずに、まずは相談を=画像はイメージです(yamasan/stock.adobe.com)
悩みは一人で抱え込まずに、まずは相談を=画像はイメージです(yamasan/stock.adobe.com)

 芸能人の不慮の死が続いている。自死とみられるケースもあり、周囲が受けた衝撃は計り知れない。死を選んだ理由は本人にしか分からず、近しい人や応援してきたファンは「いったいなぜ」との思いがつきまとう。取り返しのつかない決断をする前に、なんとかして防ぐ手だてはないのか。かつて歌手デビューも果たした平松まゆき弁護士に、法的支援などについて解説してもらった。

【写真】「1人で抱えこまずに相談を」と訴える元歌手の平松まゆき弁護士

 我が国における自殺者は、2012年以降は3万人を下回っているものの、諸外国に比較すると依然高いままです。

 我が国の自殺の動機・原因としては、負債、生活苦、失業等の経済・生活問題が多いと言われています。しかしこうした経済・生活問題の多くは破産や再生、生活保護、公的貸付、労働事件化等を通じて、弁護士等の専門家の手によって十分に解決可能なものです。以前私のところにも自殺未遂を経験したという多重債務の方がいらっしゃったのですが、その債務の多くが時効処理や債務整理で解決可能なものでした。

 何故もっと早く我々に相談しなかったのかと尋ねると「自分が作った借金のことで弁護士を訪ねたら、説教されると思っていた」と言われました。この仕事の敷居の高さを痛切に感じた瞬間でした。

 もちろん自殺の動機・原因は、お金のこと以外にも様々であり、ひとくくりにはできません。恋愛、家族、学校、性、病気等、要因は1つではないこともあるでしょうし、いろんなプロセスが積み重なっていることもあるでしょう。芸能人であろうと一般人であろうと、一人では抱えきれない状態になっていることは間違いありません。

 こうした一見、弁護士の仕事とは関係のないお悩みについても、弁護士が持つネットワークにより他の機関を紹介することによって解決への手助けをすることはできます。

 また、少しでも話しやすい環境を整えるべく、臨床心理士と同席で相談を聞くこともあります。我々は法的問題を解決するための面談は数をこなしていても、心理的問題を抱えた方に対する発問の仕方を学んだプロではありません。そこで他業士の手を借りながら、一緒にできることを模索しています。

 ちょうど9月は政府が「自殺予防週間」と定め、対策を進めている月間です。各都道府県の弁護士連合会でも一斉に「暮らしとこころの相談会」を実施しています。

 すでに実施期間を過ぎている場合でも、個別に対応できる場合もありますから、お一人で悩まずぜひお近くの弁護士会へ連絡してみてください。

◆平松 まゆき 弁護士。大分県別府市出身。12歳のころ「東ハトオールレーズンプリンセスコンテスト」でグランプリを獲得し芸能界入り。17歳の時に「たかが恋よされど恋ね」で歌手デビュー。「世界ふしぎ発見!」のエンディング曲に。20歳で立教大学に入学。芸能活動をやめる。卒業後は一般企業に就職。2010年に名古屋大学法科大学院入学。15年司法試験合格。17年大分市で平松法律事務所開設。ハンセン病元患者家族国家賠償訴訟の原告弁護団の1人。

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  • ちょい前、いや下手すりゃ今でも騙されてAVに出演した女の子にトドメを刺してたのは警察や弁護士ですが?
    • イイネ!16
    • コメント 6件
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