ストレスを1分で発散。元格闘家が考案した「心が強くなるストレッチ」

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2020年09月22日 08:32  日刊SPA!

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写真元格闘家の大山峻護さん
元格闘家の大山峻護さん
 コロナにより、ライフスタイルが一変、働き方も日常生活も大きく変わった。リモートワークで仕事を一人で抱え込んでしまったり、周囲に相談できずひとり悩んでしまったり、ストレスを発散できずにため込んでしまったり――。

 そんな時代のニーズにあわせて、体のためではなく、あくまで「強くしなやかな心を作るための、新しいストレッチ法」が誕生した。考案したのは、元格闘家の大山峻護(おおやま・しゅんご)さんと、明治大学教授(言語学博士)の堀田秀吾さん。

 大山峻護さんはPRIDEやHERO’Sで活躍し、あのヴァンダレイ・シウバ、ヘンゾ・グレイシー、ピーター・アーツなど名だたる強豪と熱い戦いを繰り広げてきた。また堀田教授は、脳科学や心理学などを駆使して、元気になる方法を研究している。

◆元格闘家がメンタルを保つためにやっていた動き

 この「心が強くなるストレッチ」は、大山さんがリング上で強靭なメンタルを保つためにやっていた体の動きをもとに作られた。

 科学的に考えれば、心は脳がつくり出すもの。ホルモンや自律神経などの状態が映し出された現象だといえる。そして、ホルモンの分泌や自律神経のバランスには、体の筋肉の状態など、体からの刺激が密接にかかわっている。だとするなら、体を動かして、体から脳にインプットされる情報を操作すれば、心の状態は変えられる。つまり、脳をだますことが可能ということだ。大山さんはこのことを経験的に知っていたのである。

 心が弱っていると、ストレス耐性が弱くなり、イライラがおさまらなかったり、やる気が起こらなかったり、気分が落ち込んだり、集中できなくなったりする。

 これが、体を動かすことで、解消されたり、改善されたりする、というのが、世界初の「心が強くなるストレッチ」である。

 このストレッチは、子どもも大人も気軽に取り入れられるよう、1分程度からできて、しかも、誰でもできる簡単でシンプルな動きが基本となっている。さらに、飽きずに誰もが楽しくできるよう、バリエーションも豊富にいろんな動きが取り揃えられている。

 そのやり方を今回はじめて一冊の本にまとめたのが、『科学的に証明された 心が強くなるストレッチ』(アスコム刊)である。
「頭で考えずに、体を動かせ!」「体を使って、脳をだませ!」を合言葉に、とにかく体を動かしてみよう。

◆イライラがおさまらない時に

「左手ファイティングポーズ」

イライラがおさまらないとき、怒りでブチ切れそうになった時に。左手の拳を握るだけで、怒りモードがスーッとおさまっていくという。

.ぅ蕕辰箸靴燭蕁∈玄蠅里海屬靴10秒間握る。

※座っていても、立っていても、どこでもできる。ただし、右手の拳だと効果がないので要注意。

「笑顔スキップ」

「笑顔スキップ」は、同じ側の手と足を同時に動かす、へんてこ動作。動いているだけで、気持ちが上がり、楽しい気持ちになる。怒りを忘れられるという。

\橘未鮓いて、右腕を大きく振り上げながら、右ひざを上げてジャンプ。このとき、表情はできるだけ明るく。

続けて、左腕を大きく振り上げながら、左ひざを上げてジャンプ。顔は正面を向いたまま、笑顔も崩さないように。

さらに、右腕を大きく振り上げながら、右ひざを上げてジャンプ。左右交互に10回スキップを繰り返す。

◆気持ちがもやもや、ふわふわして、集中できない時に

「ポジティブ正拳突き」

拳を突き出すことだけに意識を向けて、空手の正拳突き。繰り返すだけで集中力がアップする。

‖を肩幅に開いて立ち、軽く拳を握ってひじを曲げ、手のひら側を上に向ける。顔は正面を向く。

拳を内側にひねりながら、左手を前に突き出す。同時に右ひじを後ろに引くと、力強い正拳突きになる。

次に、拳を内側にひねりながら、右手を前に突き出す。同時に、左ひじを後ろに引く。1〜3を左右5回ずつ繰り返す。

=====

テレワークなどで、頭だけ使って体は運動不足な人は多いはず。仕事の合間に体を動かすことで、鬱々とした気分も吹っ飛びそうだ。
<文/日刊SPA!取材班>

【大山峻護(おおやま・しゅんご)】
柔道選手として学生・実業団で活躍した後、2000年プロに転身。格闘家としてPRIDE、HERO’S、ROADFCなどで強豪と闘い、2014年引退。現在は企業向け人材育成サービス「エーワルド」を設立、心身強化プログラム「ファイトネス」を指導する。

【堀田秀吾(ほった・しゅうご)】
明治大学法学部教授。シカゴ大学博士課程、ヨーク大学ロースクール修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学。言語学博士。立命館大学准教授、明治大学准教授などを経て、2010年より現職。『科学的に元気が出る方法集めました』など著書多数

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