柏木由紀「本名覚えてスタッフに通報した」　アイドルへのオンラインセクハラを牽制

AKB48の柏木由紀が、ファンとオンラインでビデオ通話できるイベント「オンラインお話し会」で参加者から気分を害するようなことを言われたことを明かした。9月20日のオンラインイベントを終えてTwitterで冷静に被害を訴えた柏木は、再発防止を呼びかけている。

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柏木由紀は9月20日にオンラインお話し会を終えてTwitterで「たのしかった〜」と振り返りながら、「私が出てる雑誌を見せながら、とってもよろしくないことを言ってきた人がいたので画面に表示された本名を覚えて、スタッフさんに通報しちゃったよ〜」という。

柏木はインスタグラムで9日に「明日ヤングジャンプ発売日です」、15日に「本日【FLASH】発売日です」とグラビア掲載の告知を連発しており、大胆なランジェリーや水着ショットも公開していた。

オンラインお話し会について「常識の範囲内で楽しく話そうね〜」と呼びかける柏木のツイートには、「ゆきりんに対しグラビアに出た雑誌（例＝ヤングジャンプ等）を見せながら、卑猥な事を話す常識ない者がいて、怒りを越してか本当に悲しくなりました　常識ある行動を望みます」、「わざわざ券とって嫌な気持ちにさせるのってなんなんだろうね　ゆきりんが喜ぶ顔がみたいなぁ！　私は！　ゆきりんが笑ってくれたら幸せだもの」などの反響があった。


ちなみに柏木由紀は、8月28日にもYouTubeチャンネル「ゆきりんワールド」に『コメントにいいね押すつもりが変なコメント多すぎて柏木由紀怒ってます』のタイトルで動画を投稿。7月17日にアップした『【水着】初公開！柏木由紀のグラビアルーティン』のコメント欄を読んで、「治安が悪すぎる」と訴えたばかりだ。

コメントの一部には「この人ってまだAKBにいるの？」、「昭和の素人」、「可愛いの勘違いがすごい」といったものから「僕は裸が見たい」、「おっぱい小さくなった？」、「ええ身体しとるなぁ」といったセクハラ発言もあり、さらには柏木が「もう読めないくらい最悪！」と表情を曇らせるようなものまであったという。

柏木がそのようなコメントに苦言を呈したのも束の間、今度はオンラインお話し会で「よろしくないことを言われた」とツイートしたことから、「またセクハラ？　それって犯罪だし許されない行為！　ちゃんと法律で罰せられるべきだよ。本当に気を付けてね」と案ずる声まで届いた。

コロナ禍のご時世でアイドルグループがリアルに対面する握手会の代わりにオンラインイベントを行うケースが増えており、日向坂46は『オンラインミート＆グリート（個別トーク会）』を9月13日から順次開催中だ。

日向坂46のオンラインイベントが発表されると開催前にはTwitter上で「オンライントーク会変なことするやつでてこなきゃいいけど…」、「頼むから明日のオンラインミート＆グリートで変なキモオタ現れないでくれよな…」、「変なオタクが出てこない事を願っております」と不安視する声が見受けられた。

そんななかAKB48の柏木由紀が「雑誌を見せながら、とってもよろしくないことを言ってきた人」が出現したことを訴えて、奇しくもオンラインイベントでのセクハラを牽制する形になった。

AKB48グループは本来ならば2月1日にインテックス大阪で開催予定だった『AKB48「サステナブル」劇場盤発売記念 大握手会』が新型コロナウイルスの影響で延期となったため、代替えイベントとしてアプリを使ってメンバーとファンが一人ずつ顔を見ながら会話できる「オンラインお話し会」が9月6日から順次開催されている。

YouTube動画で実際に操作しながら参加方法を説明したAKB48の向井地美音と山内瑞葵によると、自分の順番を待つ間「握手会で並んでいるような気持ちになる」という。参加手続きには本人確認書類が必要で、メンバーとオンラインで繫がる前にスタッフから本人確認が行われる仕組みだ。

他のアイドルグループも含めてオンラインイベントを計画すると、Twitter上では6月頃から「ほんとやめた方がいいと思う…変な方向にテンション上がってメンバーにクソキモ発言する可能性あるでしょ」、「もし全裸のやつとかがおったら止めれんくね？　ってことリモートセクハラ的な」と懸念する声があがっていた。

ただこのたび柏木由紀が「本名覚えて通報した」ことをツイートしたところ、「そんな事やって来るファンがいることより、オンラインお話会で本名見られてる事に衝撃を受けてます」という声が見受けられ、厳重に本人確認をしたうえで行われることが伝わったようである。

画像2、3枚目は『柏木由紀（Yuki Kashiwagi）　2020年9月19日付Instagram「オンラインお話会でした〜」、2020年9月9日付Instagram「明日ヤングジャンプ発売日です」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）