TikTokで支配権争い=米中、出資比率や技術移転

12

2020年09月23日 09:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

 【ワシントン、北京時事】中国発の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業を引き継ぐ新会社をめぐり、出資比率や技術移転の扱いで米中双方の主張に食い違いが目立っている。トランプ米大統領はいったん「原則承認」したものの、撤回も辞さない構えで支配権を狙う。一方の中国側は対抗姿勢を崩していない。

 ティックトック親会社の中国・字節跳動(バイトダンス)は21日、新会社への出資比率は8割を維持すると発表。反発したトランプ氏はテレビ番組で、提携先のソフトウエア大手オラクルなど米国企業の「完全支配」を要求し、中国主導なら「合意を認めない」とけん制した。オラクルも即座に声明で「バイトダンスに新会社の所有権はない」と強調した。

 オラクルと米小売り最大手ウォルマートは、新会社に計2割を出資する。米メディアによると、バイトダンスは設立当初に8割出資するが、新規株式公開(IPO)を経て、同社の株主である米国の投資家らに新会社の株式が配分される。結果として新会社は米側の持ち分が5割を超え、中国側は3割まで下がるとの見方もある。

 安全保障上の観点から重要な技術やデータの扱いでも、温度差が残る。オラクルは米国の利用者情報を自社で保管し、中国を念頭に外国政府の介入を排除すると説明している。一方、バイトダンスは動画提供の中核技術を米側に渡さず、技術面での支配権は中国が握ると宣言した。

 中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報の胡錫進編集長は「合意内容は中国の安保と利益、尊厳を脅かす」とツイッターに投稿。米国が新会社の経営に影響力を持つ提携になれば、中国政府は承認しない可能性が高いとの見方を示した。 

このニュースに関するつぶやき

  • アメリカは金盾については触れないのかな? https://mixi.at/aeTK3Rp
    • イイネ!0
    • コメント 0件
  • スマホにTiktokの広告がやたら出てきてウザイ。
    • イイネ!10
    • コメント 6件

つぶやき一覧へ(9件)

ニュース設定