チェルシーに所属するブラジル代表DFチアゴ・シウヴァが、新天地での意気込みを語った。22日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
T・シウヴァは今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)を契約満了により退団し、チェルシーに加入。8月23日に行われたチャンピオンズリーグ決勝のバイエルン戦でPSGでのラストマッチを戦った影響で、今月16日からチームの練習に参加している。
今月22日に誕生日を迎え36歳となったT・シウヴァには、プレミアリーグの強度に36歳で適応できるのか疑問視する声も上がっている。しかし、同選手自身は「そんなことは全く気にしていない。自分がやりたいことは理解しているし、この若いチームには大きな期待を抱いているからね」と新天地での意気込みを語った。
「気分は本当に良い。年齢はただの数字だ。フィジカル的にはまだまだ若いと感じている。うまく準備はできていると思っているし、自分の人生のための準備もできている。僕のことを知っている人に聞けば、僕がどれほどこの仕事を愛しているかわかるだろう。200パーセントの力で臨んでいるからね。これはチェルシーと(フランク)ランパードがくれた素晴らしい機会だ。彼らを失望させたくはない」
なお、チェルシーは23日にイングランドのリーグ杯であるカラバオ・カップ(EFLカップ)3回戦でバーンズリー(2部)との対戦を予定している。
ランパード監督は前日会見で、「チアゴ・シウヴァは明日のスカッドに入る。調子も上がっているから彼のコンディションを見てどれくらいプレーさせるか決めたい。ベン・チルウェルもスカッドに入る。ハキム・ツィエクとクリスティアン・プリシッチは復帰間近だ」と新加入のT・シウヴァとチルウェルがメンバー入りすることを明言。チェルシーでのデビュー戦となることが期待されている。