『庶務行員・多加賀主水5』高橋克典×夏菜×三吉彩花インタビュー

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2020年09月24日 05:00  ORICON NEWS

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写真9月24日放送、ドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水5』“中華料理のシェフ”だった過去を持つ多加賀主水(高橋克典)。銀行員の生野香織(右/夏菜)、看護師の有村塔子(左/三吉彩花)もチャイナドレスを着て潜入捜査!?(C)テレビ朝日
9月24日放送、ドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水5』“中華料理のシェフ”だった過去を持つ多加賀主水(高橋克典)。銀行員の生野香織(右/夏菜)、看護師の有村塔子(左/三吉彩花)もチャイナドレスを着て潜入捜査!?(C)テレビ朝日
 テレビ朝日系できょう24日(後8:00〜9:48)に放送されるドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水5』に出演する高橋克典、夏菜、三吉彩花に、見どころを語ってもらった。

【写真】『庶務行員・多加賀主水5』メインカット

 同ドラマは、元銀行マンという異色の経歴を持つ作家・江上剛氏氏の小説が原作。曲がったことは許さない、忖度(そんたく)とは無縁――そんな熱い正義感ゆえに世界を放浪するハメとなり、ワケあって現在は銀行の庶務行員として勤務する男、多加賀主水(たかが・もんど)が、巨悪に対抗する姿を描く。

 多加賀主水役で高橋が主演。第1作より主水の“相棒”ともいえる事務課の行員・生野香織役で夏菜がレギュラー出演。三吉は、今作のメインゲストとして看護師の有村塔子役を演じる。

 主水や香織が勤める第七明和銀行 高田通り支店のほかに、今作の舞台となるのは、街の人々の健康的な生活に欠かせない“病院”。地域の中核病院に、銀行員をかたって入院患者をだます詐欺師が出没。その病院では20年前の医療ミスが雑誌に報じられたほか、不審な出来事が相次いでおり、主水は香織、そして塔子とともに真相をさぐりはじめる。一連の事件の犯人は、病院を恨む医療事故の被害者遺族なのか、それとも!? 今回も主水が衝撃の真相を暴き、街の人々の心と暮らし、そしてお金を守るため活躍する。

――第5弾の放送目前、心境は?

【高橋】この番組は運がよくて、いつも奇跡的に続編ができるんです。だから5作目が実現すると聞いたときは驚きましたし、三吉彩花さんをキャスティングするというのでさらに驚きました。内容としては、医療従事者の方に対するリスペクトや感謝の気持ちを織り交ぜた、王道の2時間ドラマに仕上がっていると思います。

【夏菜】スタッフもほとんど同じチームで作っているので、あうんの呼吸ができてきたと感じています。これまでの4作は、これまでの状況を説明する役割が大きくて、毎回、長い説明せりふに苦労していたんですが、今回は少なめでよかった、と思っていました(笑)。引き続き、ナレーションも担当しています。

【三吉】3年の間に第5作が実現したシリーズに、初参加できて光栄に思います。ただ事件を解決するだけではない、人間味あふれるエピソードがからんだ展開が面白いと思いました。2時間ドラマは、私の女優としてのお仕事の中でも新しいジャンルだと思うので頑張りました。

――世界を放浪していた主水が過去に携わってきた多種多様な職業に“変身”して真相を探る、というお約束みたいなものが確立されてきました。“活弁士”“パティシエ”“中華料理のシェフ”など多彩すぎる過去を垣間見せ、なんとアラビア語を駆使して交渉する場面もあるとか。

【高橋】僕としては、変装や潜入は『特命係長 只野仁』でやり尽くした感があったので、もういいんじゃないか、と思っているのですが、2時間ドラマは安心感も大事だからと説得されまして。今回は“遊び”を加えてみました。

【夏菜】香織は前回、キャバクラ店に潜入しましたが、今回も三吉さん演じる塔子とチャイナドレス着て潜入捜査をします。回を重ねるごとにだんだんノリが良くなってきていて(笑)。真面目な香織が振り回されているだけだった初期の頃に比べると、キャラクターが確立されてきて楽しいです。

――三吉さんは、“階段落ち”のシーンがあるんですよね。

【三吉】まったく大変ではなかったです。マットを敷いてくださったので痛くもかゆくもありませんでした(笑)。

【高橋】痛がってもおかしくない状況なのに平気でやってのけていましたね。日々トレーニングをされているから身体能力が優れているのと、腹が据わっているんでしょうか(笑)。

■9月22日配信のトークイベントは大盛況

――今回、3人で番宣ライブ配信も行いましたが、いかがでしたか?

【高橋】楽しかったです。楽しかったんですけど、ドラマを見る前に僕たちが素でドラマについていろいろ話すのってどうなの?って考えちゃう。ドラマを見る上で余計な情報を与えすぎてしまうんじゃないかな、とか。ライブ配信が楽しすぎて、作品を観なくてもいいって気分にならないかな、とか。僕はやっぱり古いタイプの人間で、いまひとつ乗り切れてないところがあって、なんか、不思議な感覚になるんですよね。

【三吉】ドラマや映画の舞台裏や俳優同士の素のやりとりを見せる機会って増えていますよね。そういうのを見て、親しみを感じて、ドラマや映画にも興味を持ってくれる人もいますし、大事だと思います。

【夏菜】昔の芸能人は雲の上の存在って感じがありましたけど、いまはSNSなどでプライベートを見せることも普通になってきているから、ドラマで見せる姿とは違った親近感が湧く姿を見たいという人が多いんだと思います。私は、自分もSNSをやっているので素を見せるのも慣れました。

【三吉】私も慣れました。

【高橋】うーーん。僕も「そういう時代だから」とすすめられてブログをはじめたんだけど、「家族の話を出すといいですよ」「犬の写真載せるといいですよ」って(笑)。その親しみ必要?

【三吉】ドラマの中の克典さんもすてきだけど、克典さんが「息子さんとチーズケーキを買いに行って、並んでいる」っていうのがわかると、私たちと一緒だって思って親近感を覚える。それがきっかけでファンになる人もいると思います。

【高橋】不思議な時代になったな、って思います(笑)。

――外出自粛期間中を経て、何か意識が変わったことや気づいたことはありましたか?

【三吉】仕事を初めてからこんなに休みになったのは初めて。家で映画や海外ドラマをたくさん観ていました。『ウォーキング・デッド』を1から見直してみたり(笑)。早く仕事したいな、って思っていました。緊急事態宣言が解除されて、仕事が再開して、人とちゃんとコミュニケーションとって、いろいろ意見を出し合いながら、よりよい作品を作っていくって、本当に楽しいなって。普通に撮影ができること、映画が映画館でちゃんと公開されること、当たり前だと思っていたことのありがたみを知りました。そういう気持ちになった、という話を、現場で監督や共演者と共有できたりすると、ますますやる気が湧いてきます。これからも、この思いは大事にしたいと思いました。

【夏菜】私はよく風邪をひいていたんですけど、感染症対策を徹底するようになって風邪をひかなくなりましたし、外出自粛期間中に生活のリズムが改善されたのか、ずっと体調がいいんですよ(笑)。

【高橋】僕はエンターテイメントの必要性についてものすごく考えました。自分自身のことも考えましたし、作品づくりで本当に大切なのことを考え直すいい時間になりました。エンターテインメントの世界もこれからいろいろ変わっていくんだろうなって。そういうことを考えながらも、今回、皆さまにお届けするのは王道の2時間ドラマ。テレビがお茶の間の王様だった昭和の時代のコンテンツを敢えて狙っているところもあるんだけど、人情味のあるちょっといい話あり、チャンバラあり、探偵モノの要素もあり。2時間ドラマファンの皆さまに安心して楽しんでいただけるエンターテインメントに仕上がっていると思います。
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