タマネギ、ニンニク…口臭が発生しやすい食材は?【歯学博士が教える】

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2020年09月24日 22:11  ウートピ

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マスクをする時間が増えてから、「マスクに口臭が付いてつらい」、「マスクがにおうので自分の口臭に気づいた」という声をよく耳にします。これを機にケアに取り組みたく、口臭の原因やセルフケア法について、『すべての不調は口から始まる』(集英社新書)という著書が話題で、口腔衛生や口臭に詳しい歯学博士の江上一郎医師に連載でお尋ねしています。

第1回の「口臭の原因はアレだった! 自分で確認する方法は?」では、だ液の減少や舌苔(ぜったい)が口臭の原因であること、第2回の「だ液と緑茶で…口臭の発生源『舌苔』のセルフケア法」では、舌に付着した汚れである舌苔を自分で取り除く方法を教えてもらいました。

今回の第3回では、口臭が発生しやすい、口臭を予防する食材など、口臭と食材について紹介します。

口臭が発生しやすい食材は?

ランチやおやつの直後にマスクをすると、口臭が付きやすいように感じています。口臭が出やすい食材はあるのでしょうか。江上医師はこう説明をします。

「まず、微細な食べかすが口の中や舌の上、歯ぐきや歯の間にたまりやすい食べ物は口臭の原因になります。具体的には、やわらかいパンやスナック菓子、香辛料など粉状になるものがそれにあたります。

次に、食品別には、納豆やチーズなどの発酵食品、炭水化物や砂糖菓子、菓子パンなどの糖類、それにこれらすべてに入っている乳製品、強いにおいの成分が口に残りやすい香辛料などの食材が挙げられます。

発酵食品は強いにおいを持つため、食べると口の中で、口臭の原因となる硫黄を含んだガスをつくりやすくなります。また口の中は酸性に傾くほどに口臭が強くなるのですが、糖類はだ液中の酵素のアミラーゼに消化されて酸をつくり出すため、また、乳製品は舌の表面のひだの間に残りやすいため、香辛料は歯と歯の間に詰まったり頬の粘膜に残ったりしやすいため、においの原因になります」

切ると強くにおう食材は口臭対策の難敵

続いて江上医師は、「さらに、食品の中でとくに口臭の原因となる食品は、タマネギやネギ、ニンニクです」と指摘し、その理由を次のように説明します。

「実際に、これらを食べた次の日は口臭が気になるでしょう。これらには、アリインという硫黄を含む化合物が含まれていて、調理で切ったり刻んだりすると、アリシンというニンニクやネギ特有のにおいを持つ成分に変化します。

ニンニクやネギ、タマネギは、先ほど挙げた発酵食品、糖類、乳製品、香辛料などとは違い、口の中でにおいが発生するわけではありません。アリシンは胃で消化されて血液に取り込まれ、肺を経由して口臭となって吐き出されます。消化、代謝、排出まで24時間ほどにおいが残ります。歯磨きやうがい、口臭ケアグッズなどでも容易に解消ができないわけです」

タマネギやネギ、ニンニクは、においの成分が口の中だけではなく体内をめぐるということで口臭にとっては難敵と言えそうです。

口臭を予防する食材は?

では、口臭を予防する食材はあるのでしょうか。江上医師は次のものを挙げます。

食物繊維が豊富なレタスやキャベツ、ゴボウなど、だ液の分泌を促す酸っぱい梅干しやレモンなど、抗菌作用がある栄養素のカテキンやタンニンを含むリンゴやぶどう、柿などがあります。口内の汚れを取り除く、また、だ液の分泌量を増やす食材を選ぶとよいでしょう。

さらに、汗をかく時期は、たっぷりの水とミネラルをとって新陳代謝を活発にすることも口臭の改善につながります」

聞き手によるまとめ

粉状になって口に残るものや、発酵食品、糖類、乳製品、香辛料などは口臭を出しやすいということ、また、タマネギやニンニクのように、におい成分が体内をめぐって口臭となる食材もあること、口臭を予防するのは食物繊維が豊富な野菜や酸っぱいもの、それに水分やミネラルの補給も有用だということです。日ごろの食事を見直し、マスクにつかない程度に口臭を防ぎたいものです。

次回・第4回では、お酒と口臭について紹介します。

(構成・取材・文 藤原 椋/ユンブル)

このニュースに関するつぶやき

  • 食べ物の臭いではなく、強烈な刺激臭(目に来る)の人もおいでますが、自分では分からないものなんでしょ〜ね。内臓が悪いのでは、と思いますが、指摘はしづらいです。親切心が足りない?
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  • 内臓が悪いと臭いんだよね
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