◆ 受け身取れず頭部強打も脳震とうはなし
オリックスは25日、所属する太田椋選手(19)の受診結果を発表。大阪市内で検査を受けた結果、「右肋骨骨折」と診断されたことを発表した。
天理高から2018年のドラフト1位で入団した高卒2年目の大型内野手。今季もここまで20試合に出場して打率.259、3本塁打と持ち味のバッティングで奮闘を見せていた。
ところが、「6番・二塁」で先発出場した25日の日本ハム戦で、3回裏の攻撃時に二塁から三塁へと向かった際、守っていた相手の三塁手クリスチャン・ビヤヌエバと衝突。交錯した両者がグラウンド上に倒れ込むというシーンがあった。
倒れた際に頭と胸部を強く打ち付けていたため、太田は担架で運び出されてそのまま交代。意識ははっきりしている状態で大阪市内の病院へと向かった。
そこでレントゲンとCT、エコー検査を行ったところ、診断結果は「右肋骨骨折」。なお、脳震とうなど、頭部への異常は幸いにも見られていないという。
今後は「約2週間の安静の後、患部の状態を確認しながらリハビリを行っていく予定」と球団発表。将来のチームを背負って立つ存在として期待を受け、レギュラー定着に向けてアピールを見せていただけに、残念な離脱となる。