アトレティコ・マドリードが25日、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの加入を正式発表した。
スアレスはアトレティコと2022年6月30日までの2年契約を締結。同選手の背番号は「9」に決まっている。また、アトレティコがバルセロナに支払う移籍金は変動制となり、およそ600万ユーロ(約7億4000万円)となる。
現在33歳のスアレスは、母国ナシオナルの下部組織出身。フローニンゲンとアヤックスを経て2011年冬に加入したリヴァプールでは、公式戦133試合の出場で82ゴール47アシストを記録した。2014年夏に8230万ユーロ(当時レートで約113億円)の移籍金でリヴァプールからバルセロナへ完全移籍。公式戦通算283試合の出場で198ゴール97アシストを記録し、4度のリーガ・エスパニョーラ制覇や2014−2015シーズンのチャンピオンズリーグ優勝などに貢献してきた。
しかし、スアレスは今季からバルセロナを率いるロナルド・クーマン監督の構想外に。一時はユヴェントスへの移籍が決定的と報じられていたものの、市民権の問題を理由に移籍は破談となっていた。代わりにアトレティコからスペイン代表FWアルバロ・モラタがユヴェントスへと移籍し、スアレスが“ロヒブランコ”の新エースとして迎え入れられた。
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