『キングオブコント2020』のチャンピオンは? 最有力を大予想

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2020年09月26日 09:02  日刊SPA!

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写真キングオブコント2020公式サイト
キングオブコント2020公式サイト
 “日本一のコント師”の称号と優勝賞金1000万円を懸けたお笑いコンテスト『キングオブコント2020』(TBS系、9月26日午後7時〜)が開催される。

◆決勝進出の10組は?

 今年は昨年までのシークレット制度ではなく、あらかじめファイナリストが事前に発表される形が復活。コロナ禍の中で途中棄権する芸人やビデオ判定が実施されるなど、前代未聞ともいえる中で行われた同大会の決勝進出を決めたのは「うるとらブギーズ」、「空気階段」、「ザ・ギース」、「GAG」、「ジャルジャル」、「ジャングルポケット」、「滝音」、「ニッポンの社長」、「ニューヨーク」、「ロングコートダディ」の10組だ。

 昨年は得意の下ネタをミュージカル調にアレンジし、「大きなイチモツをください!」というパワーワードで一気に爆笑をかっさらっていった「どぶろっく」がチャンピオンに。その一方、今年の決勝進出者を見渡すと、常連から無名問わずしっかりとしたコントをやる芸人がそろった印象だが……。

 今年はどのような大会になり、どの芸人が優勝するのか? 熾烈を極めた準決勝を両日観覧したお笑いウォッチャーにして雑誌やウェブでお笑いの記事を手掛けるライターの安田真司氏にチャンピオンを予想してもらった。

◆経験者6組と初出場4組による波乱を呼びそうな大会に……

 準々決勝および、9月3日・4日に開催された準決勝を観戦した安田氏に、まず今回の出場者の紹介をしてもらった。

「過去大会の出場経験がある「うるとらブギーズ」、「空気階段」、「ザ・ギース」、「GAG」、「ジャルジャル」、「ジャングルポケット」の6組は経験値の差で1歩リードしているかなという印象です。「うるとらブギーズ」は2人それぞれにキャラクターはありませんが設定の妙が光る東京芸人屈指のコント師。昨年は準優勝に終わったこともあり今年に賭ける思いは強いでしょう。「空気階段」はボケ・鈴木もぐらの太ったおじさんキャラを前面に生かしつつも演劇チックなネタで勝負する注目芸人です。

「ザ・ギース」は2004年結成のベテランコント師。凝ったネタが多かった印象ですが最近は分かりやすいベタなネタをすることも。「GAG」は4年連続ファイナリストになったいぶし銀のトリオ芸人。

「ジャルジャル」は今回の出場者の中でもトップクラスに有名なので知っている方も多いと思いますが、『賞レースに出るチャンスがある限りは出続ける』というポリシーを持っているらしいです。「ジャングルポケット」もテレビで活躍する人気トリオですが、今年2年ぶりにエントリーするなどコントに賭ける情熱はさすがだなという印象です。

 初出場4組で最も知名度があるのは「ニューヨーク」ですかね。昨年の「M-1グランプリ2019」決勝では惜しくも振るわなかったもののコントも漫才もできる器用さが強みで、毒のある芸風も持ち味のコンビです。「ニッポンの社長」は関西で活躍するコント師。小柄なケツのコミカルな動きが印象的なのでそこを見てもらえればよいかと。「滝音」は漫才師としての評価も高いコンビ。ツッコミ・さすけの独特なフレーズがクセになるはずです。

「ロングコートダディ」は痩せ型の堂前とポッチャリとした兎による緩さがウリのコンビ。彼らもコント・漫才両方ができる達者な芸人ですね」



◆優勝候補の最有力は?

 安田氏には同席していた元芸人で放送作家A氏の意見も取り入れたうえで、優勝予想をしてもらった。細かなネタの内容は“ネタバレ”となってしまうので伏せていくが、その点はご了承いただきたい。

「4度目の正直ではないですが、優勝候補最有力は「GAG」ですね。準決勝では2本ネタを披露するのですがどちらも一、二を争うくらいウケていました。決して演技派ではないのですが(笑)、ギャグマンガを読んでいるかのようなくだらなさと日常の“あるある”が散りばめられているネタは分かりやすくて、当日もハマるのでは……と思っています。特に「席替え」を題材にしたネタは会場が揺れていましたね。

 彼らを脅かしそうなのが、関西芸人の「ニッポンの社長」と「ロングコートダディ」のダークホース2組。「ニッポンの社長」の2本はかなりトリッキーなネタですが、近年の優勝コンビのネタに通じるモノを感じる爆発力を秘めていますね。「ロングコートダディ」は準決勝の2本とも大きな笑いを取っていたので、安定感と勢いで優勝もあり得ると思います。昨年準優勝の「うるとらブギーズ」も陶芸家を題材にしたネタが大爆笑をかっさらっていたので、今年こそは悲願達成を果たす可能性もあるのかなとは思います」

◆爆笑が起きていたのに決勝には進めなかったコンビは?

 また、会場では爆笑が起きていたのに決勝進出できなかったコンビも紹介してくれた。

「決勝出場経験のある「ななまがり」や「ビスケットブラザーズ」、トリオ芸人の「ジェラードン」あたりはかなりウケていたので、どんな基準で選んだのかなとは思ってしまいましたね……」

 また、放送作家のA氏からはこんな意見も。

「「ザ・ギース」はこれまでのシュールさを捨てた意外なネタを披露すると思うので、審査員がどのような点数を付けるのか見ものです。「ジャルジャル」は良くも悪くも芸風を知られている状況でどう戦うのかを楽しみにしていますね。

 本来であれば、“コント師のレジェンド”になってもいい存在ですから。できれば過去に披露した『おばはん』のようなくだらないネタをやりきってほしいですね。『ニューヨーク』はとにかくどれだけ毒を出せるかがカギになりそう」

 果たして彼らの優勝予想は当たるのか? ちなみに準決勝の2日目を観覧した筆者は「ロングコートダディ」のネタに衝撃を受けたが、ダウンタウン松本ら審査員5名にハマるかどうかは、その日の空気感も大きく影響してくるのだろう。

 決勝のオンエアが行われる9月26日は、TBSが「お笑いの日2020」と銘打って『キングオブコント』だけでなく、人気芸人がベストワンなネタを披露する『ザ・ベストワン』や音ネタ芸人たちが笑いと音楽を融合させたネタを繰り出す『音ネタFES』なども放送されるという。

 コロナショックが続く中で鬱屈な気分になっている方々も、ぜひお笑いを見てたっぷりと笑って英気を養ってもらいたい。<取材・文/木田トウセイ>

【木田トウセイ】
テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。

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  • いい加減ジャルジャルにタイトルとらせてやれよw
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