JR北海道キハ261系5000番台「はまなす編成」デビュー前に一般公開

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2020年09月26日 14:02  マイナビニュース

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JR北海道は26日、観光列車に活用できる多目的特急車両、キハ261系5000番台「はまなす」編成の一般公開を小樽駅で実施した。「はまなすラウンジ」(フリースペース)と普通車(通常の座席車両)の車内見学も行われ、多くの来場者でにぎわった。

キハ261系5000番台は、特急「北斗」「とかち」などで活躍する特急形気動車キハ261系1000番台をベースに、エクステリア・インテリアのデザインと設備を変更。北海道を代表する花をイメージした「はまなす」編成・「ラベンダー」編成の2編成(各5両編成)を投入する計画で、このうち「はまなす」編成が来月の「北海道鉄道140年」記念ツアーでデビューする。「ラベンダー」編成は2021年4月頃の使用開始を予定している。

小樽駅での一般公開は「はまなす」編成デビューのプレイベントとして開催され、11〜12時の約1時間、同駅2番ホームに車両を展示。新型コロナウイルス感染症対策でマスクの着用など呼びかけられる中、地元の利用者や多くの鉄道ファンらが会場を訪れた。車内見学は混雑が予想されたため、事前に整理券を約200枚用意したが、一般公開の開始前に配布終了。20分ごとに3回に分けて車内見学を行い、従来の特急車両と異なる設備に、多くの人が興味を示していた様子だった。

「はまなす」編成の1号車は、グループでも個人でも利用可能なフリースペース車両「はまなすラウンジ」。窓側を向いたカウンター席とカウンターテーブルが設けられ、グループ向けに大型テーブル付きの4人掛けボックス席も設置されている。多目的室は個室に兼用できる設計で、掘りごたつ式となっており、テーブルを挟んで2名で利用可能。地域の特産品などを販売する簡易的な販売カウンターも置かれた。

2〜5号車は普通車。横4列(2列+2列)の配置で、全座席の肘掛け下部にコンセントを設け、携帯電話・パソコン等に対応している。前席の背面テーブルを使用できるほか、インアームテーブルも用意し、座席を向かい合わせにしてもテーブルを利用できるように工夫された。2号車に車いすスペース(2カ所)を設置し、各客室に荷物置場を設けた。公衆無線LANも利用できる。

「はまなす」編成は10月以降、「北海道鉄道140年」の記念列車として、道内各方面へ運行される。デビュー運転は10月17・18日の団体臨時列車「北海道鉄道140年記念号」(日帰りツアー専用)。10月17日は小樽駅から岩見沢・室蘭経由で札幌駅へ、10月18日は札幌駅から室蘭・岩見沢経由で小樽駅へ運行される予定だという。

その後、10月24・25日に網走方面の下り「オホーツク1号」・上り「大雪4号」、10月31日と11月1日に釧路方面の下り「おおぞら3号」・上り「おおぞら8号」、11月7・8日に函館方面の上り「北斗6号」・下り「北斗19号」、11月14・15日に稚内方面の下り「宗谷」・上り「サロベツ4号」で「はまなす」編成を使用する予定。11月28日以降、来年2月末まで「宗谷」「サロベツ」の一部列車に「はまなす」編成を使用することも決定しており、指定席3両・自由席2両(うち1両は「はまなすラウンジ」)での運行を予定している。
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