チェルシーに所属するイングランド代表FWタミー・アブラハムが、ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)戦を振り返りコメントした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
チェルシーは26日、プレミアリーグ第3節でWBAと対戦し、昇格組のWBAに前半だけで3失点を喫した。後半にイングランド代表MFメイソン・マウント、イングランド代表FWカラム・ハドソン・オドイ、そしてアブラハムのゴールで辛くも追いついたものの、白星を逃してしまった。
アブラハムは試合後のインタビューに応じ試合を総括。振り返って反省の言葉を口にした。
「前半は自分たちで難しくしてしまった。僕もチャンスがあったから決めなければならなかったし、誰かがチャンスを決めきるべきだった。彼らはすべてのシュートが得点につながった。僕らは後半になっても下を向かずに前に進み続けなければならないことはわかっていたし、そうしたんだ。最初の数本のチャンスを決めないと、少しパニックになる。いくつかのミスを犯してしまったが、我々のレベルではそのようなミスはしてはいけない。僕たちはいま努力している途中だし、改善できることを願っているよ」
後半に入りギアを上げたチェルシー。アブラハムはフランク・ランパード監督のハーフタイム中の指示や後半に入ってからの心持について次のように語った。
「(ハーフタイムの時点で)みんなうつむいていて、(ランパード監督が)僕らを高めなければならなかった。彼は、僕らが勝ちに行こうとしているようには見えないと言っていたし、後半にはお互いを高め合う必要があると言っていた」
「私たちは後半、早い段階でゴールを決めなければならないと考えていた。ありがたいことに、メイソンがゴールを決めてくれて、僕たちはまた自信を取り戻したんだ。何度かチャンスがあることはわかっていたが、3点差から戻すのは決して簡単なことではない。でも、不可能に見えても決して気を落とさず、前に進み続けた選手たちは素晴らしいと思うよ」