武藤がリーガデビュー…乾先発のエイバル、ビルバオとのダービーに敗れ2連敗

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2020年09月27日 23:07  サッカーキング

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ビルバオ戦でエイバル武藤がデビュー [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第3節が27日に行われ、MF乾貴士とFW武藤嘉紀が所属するエイバルとアスレティック・ビルバオが対戦した。乾は3試合連続のスタメン出場となり、84分まで出場した。武藤はベンチスタートとなり、90分から出場した。

 ビルバオは14分、ユーリ・ベルチチェが左足でミドルシュートを放つが、これは右に外れる。対するエイバルは15分、左サイドから抜け出した乾が左足でゴール前にクロスを送ったが、ダイレクトで合わせたキケ・ガルシアは枠を捉えることができなかった。

 一進一退の攻防が続くなか、試合が動いたのは40分、アウェイのビルバオが先制に成功する。カウンターから左サイドに流れて受けたイニャキ・ウィリアムズが折り返すと、エリアの外で受けたウナイ・ロペスはトラップから右足一閃。ゴール左下隅を狙ったシュートは、ポストにも当たってゴールに吸い込まれた。

 1点のビハインドで折り返したエイバルは、後半開始早々に試合を振り出しに戻す。右サイドのコーナーキックからペドロ・レオンがインスイングのボールを供給すると、キケ・ガルシアが頭で合わせて押し込んだ。

 追いつかれたビルバオは68分、アシエル・ビジャリブレのグラウンダークロスをI・ウィリアムズが押し込みネットを揺らす。勝ち越し成功かと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のレビューでビジャリブレのオフサイドが確認され、ゴールは取り消された。

 88分、アンデル・カパの折り返しにウナイ・ロペスが合わせ、ビルバオが正真正銘の勝ち越し弾を手にする。再び追う展開となったエイバルは90分、キケ・ガルシアに代えて武藤を投入。今夏ニューカッスルからのレンタルでエイバルに加入した武藤は、2試合目にしてついにリーガ1部でのデビューを果たした。

 しかしエイバルは追いつけず、“バスク・ダービー”はこのまま終了。エイバルは2連敗、ビルバオは今季初勝利となった。次節はミッドウィークに行われ、エイバルは30日にホームでエルチェと、ビルバオは10月1日にホームでカディスと対戦する。

【スコア】
エイバル 1−2 アスレティック・ビルバオ

【得点者】
0−1 40分 ウナイ・ロペス(アスレティック・ビルバオ)
1−1 48分 キケ・ガルシア(エイバル)
1−2 88分 ウナイ・ロペス(アスレティック・ビルバオ)

このニュースに関するつぶやき

  • 90分ってロスタイムに出ただけじゃ何にも出来ないからこれからですね。
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