ファミコン芸人フジタが選ぶ「“メモりミスで絶望”もいい思い出…ファミコン面白パスワード集」

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2020年10月01日 11:50  ORICON NEWS

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写真「“メモりミスで絶望”もいい思い出…ファミコン面白パスワード」について語ったファミコン芸人フジタ  (C)oricon ME inc.
「“メモりミスで絶望”もいい思い出…ファミコン面白パスワード」について語ったファミコン芸人フジタ  (C)oricon ME inc.
 家庭用ゲーム機黎明期に誕生し、今も楽しめる名作から、“クソゲー”と呼ばれる不人気作まで、さまざまなソフトを生み出した『ファミリーコンピュータ』。そのソフトは1000タイトル以上と言われ、誰もが知っている名作から、まったく日の目を見なかったものまで、実にさまざま。そこで、ゲームソフト所有本数3万本、約3000万円をゲームに捧げたファミコン芸人・フジタ協力のもと、この“ファミカセ”をさまざまな角度で切り取り、ピックアップ。第12回のテーマは「“メモりミスで絶望”もいい思い出…ファミコン面白パスワード集」。※以降の内容は、ゲーム攻略法などネタバレ要素を含みます。閲覧にご注意ください。

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今なら携帯で撮影…メモだったからこそ味わえたクリア時の達成感

 家庭用ゲーム黎明期の頃、今のようにセーブシステムがあるわけでもなく、1回でクリアできないゲームをその状態で再び呼び起こすには、パスワードが必要だった。フジタは、その時代を懐かしみながら「当時は必死だった」と振り返る。

「今のNintendo Switchなどは、面の途中でもすぐにセーブができて、実用的ですよね。だけど、ちょっとユーザーに対し優しすぎるような気がします。

 ファミコンではパスワードというシステムがありましたが、やがてより簡単なセーブシステムに替わり、そもそもパスワードという仕組みががなくなった。もし仮にパスワードシステムが現代に残ったとしても、今の時代であれば、携帯のカメラで撮って終了。間違える可能性はほぼありません。

 僕らの時代は、パスワードを必死でメモし、間違いがないか見直し、次にやるときまで失くさないように大事に取っておいた。なかには文字の識別が難しいようなソフトもありました。ゲームを途中でやめることに対し、ハードルが高く、次にゲームをやるときに無事に始められるのか。そんなある種の怖さがあったからこそ、クリアした時の達成感は格別だったような気もします」

 そんなフジタが選んだ「“メモりミスで絶望”もいい思い出…ファミコン面白パスワード集」は以下の通り。

あの名作マンガのゲーム版に隠された“エロパスワード”

■タッチ(1987年/東宝)

 あだち充先生の不朽の名作として、みなさんに知られているマンガ(アニメ)ですが、ゲーム版は、そもそも作品が野球ゲームでも、恋愛系でもなく、謎のアドベンチャーゲーム。登場人物の名前が、かずや、たつや、みなみであること、野球のボールを使うこと以外『タッチ』の要素がないという不思議な作品です。

 かずや、たつや、みなみという3人それぞれにパスワードを入れるという不思議な仕組みなんですが、ここにある“エロパスワード”を入力すると、ステータスに変化が現れます。
 普通にスタートすると、かずや、たつや共に体力は2〜300くらいなんですが、たつやのパスワードとして「みなみと(「に」でもOK)Hしてしまいました」と入れると、たつやの体力が3000からスタートするんです。ところが、かずやで同じように入力すると、たつやが体力0になって死んでしまう。

 あだち充先生の作品は、タッチ以外にもたくさん名作がありますけど、単体でゲーム化されたのは、ファミコンのこれだけ。以降は一切ゲーム化されていない。都市伝説として、こんなパスワードを用意され怒ってしまったんじゃないか、なんてことも言われています…。

 余談ですが、“エロパスワード”は、他のソフトにもあり「キャプテン翼II 〜スーパーストライカー〜」(1990年/テクモ)では、「さなえちやのおつぱいはとてもやらかい」と入力すると3戦目から始まる、なんてものもあります。

■たけしの挑戦状(1986年/タイトー)

 これは有名ですね。「すきすきすきすき…」と入力し、最後だけ「すきやき」と入れると、最後の島から結構いい武器を持ってスタートできます。ただそこは『たけしの挑戦状」。いくらパスワードでいいところからスタートしたとしても、最後の島は難易度が高い。ノーヒントで、何もない地面を下押しっぱなしにして、下に抜けたりしなくてはいけないので、そこまでいったとて、クリアまで一筋縄ではいかないんです。

 ちなみに『たけしの挑戦状」のパスワードは、「11111…」とか「22222…」とか適当に入力してもゲーム再開できた記憶があります。ただ、「たけしのあほ」って入力すると、ゲーム再開できるんですけど、すぐ死ぬんです。これらのパスワードは、たけしさんのアイデアだったのか、開発陣の独断だったのか、気になるところですね。

魔境「ロンダルキア」に対抗する“最強”パスワード

■ドラゴンクエストII 悪霊の神々(1987年/エニックス)

 ファミコンのパスワードシステムを広めたと言っても過言ではないのが、『ドラクエ』シリーズ。なかでも一番有名なパスワードは『ドラクエII』の「ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとりやまあきらぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺ」というものです。これは、当時『ドラクエ』はジャンプ系の雑誌で推されていて、このパスワードに出てくる名前は、その関係者と言われています。

 このパスワードでスタートすると、なんて読んでいいのかわからない「もょもと」(ローレシアの王子)という名前で、レベル48という状態でスタートします。多くの人を苦しめた「ロンダルキア」の敵にも対抗できる状態になったことがうれしかったですね。

 またこれも余談ですが、『スーパーチャイニーズ3』(1991年/カルチャーブレーン)にも最強の状態にするパスワードがあるんですが、それが「かきく」なんです。なぜこんなに簡単にしたのか不明ですが、他にも「あいう」「さしす」とか50音順に、しかも3文字入力するだけで入れるんです。さすがに簡単すぎるのも、どうなのかなと思ってしまいますね(笑)。

番外編
■くにおくんの時代劇だよ全員集合(1991年/テクノスジャパン)

 パスワードではないのですが、番外編としてご紹介します。「くにおくん」シリーズの時代劇ですが、名前を「こがねむし」にすると、お金が99万文+ステータスも強くて必殺技もほぼすべて覚えている状態でスタートします。「ドラクエ」シリーズでは、名前と関係なくランダムに能力が決定しますが、このソフトは最初に付けた名前によってステータスが変わる珍しいタイプです。

→次回は「“九死に一生を得た”主人公の必殺技」

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  • 兄貴の復活の呪文ノートを見たオカンがマジで兄貴の頭が変になったのかと親父に相談してるの聞いた俺は「復活の呪文だよ」と教えてあげたが、親父は「あいつ何を復活させる気なんだ」と(笑)
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