カラバオ・カップ(EFLカップ)4回戦が10月1日に行われ、リヴァプールとアーセナルが対戦した。リヴァプールに所属する日本代表FW南野拓実は先発フル出場を果たした。
3回戦でリンカーンに大勝したリヴァプールと、レスターに完封勝利を収めたアーセナルの一戦。両チームの対戦は今季すでに3度目となった。8月29日のコミュニティシールドではアーセナルがPK戦の末に勝利し、9月28日のプレミアリーグ第3節ではリヴァプールが3−1でアーセナルを下している。
試合立ち上がりから互角の展開となった。南野は15分にはイエローカードをもらうなど、前線から積極的にボールを追った。リヴァプールは前半終了間際の44分、左サイドから強引にペナルティエリア内への侵入を試みたディオゴ・ジョッタがライン上で倒されるが、これはFKの判定。
リヴァプールはその直後の45分、フィルジル・ファン・ダイクがゴール前にクロスを送ると、こぼれ球を南野が左足でシュート。しかし、ボールはクロスバーを直撃し、この試合最初のビッグチャンスをものにできず。前半をスコアレスで終えた。
後半へ折り返したリヴァプールは53分、右サイドのCKからセカンドボールをファン・ダイクが右足でつめる。しかし、シュートはGKにセーブされた。リヴァプールは57分、敵陣をドリブルで突破したジョッタがペナルティエリア外から左足で強烈なシュートを放つが、ボールは相手DFに当たってゴール右に外れた。
ますます攻勢を強めるリヴァプールは62分、前線でボールを受けたジョッタが左足でボレーシュートを放つが、またもGKの好セーブに阻まれた。アーセナルは70分、左サイドの二コラ・ぺぺのクロスにロブ・ホールディングがヘディングで合わせるが、GKの好セーブに阻まれた。90分をスコアレスで終え、勝負の行方はPK戦に委ねられた。
アーセナルがPK戦でリヴァプールを下し、2シーズンぶりにベスト8進出を決めた。
【スコア】
リヴァプール 0−0(PK/4−5) アーセナル