横山ルリカ、スプリンターズSの軸選びに苦悩。3つの傾向がカギ!

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2020年10月02日 06:11  webスポルティーバ

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アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバーで、競馬番組で活躍する横山ルリカさんに、中央競馬秋シーズンの最初のGIであるスプリンターズS(10月4日/中山・芝1200m)について展望を聞いた。 




 今回のスプリンターズSは、「これが絶対来る!」という飛び抜けた馬がいないように思います。どの馬が1着になっても驚かないメンバーなので、軸選びが難しいですね。

 今年の傾向として、「9番人気以下に要注意」で、「中山の馬場は例年よりも時計がかかる」ということ、そして例年のスプリンターズSの傾向として、「勝つ馬は継続騎乗の騎手」という3点を頭に入れておきたいです。

 今夏のスプリント(短距離戦)重賞レースは、毎回9番人気以下の馬が馬券に絡んでいて、人気上位の馬で決まった印象があまりありません。G沓達贈綻沺丙綽澄芝1200m)では13番人気だったラブカンプー(牝5歳)が逃げ切ったり、G轡ーンランドC(札幌・芝1200m)では1番人気のダイアトニック(牡5歳)が惨敗したり。さかのぼってみると、今年3月のGI高松宮記念(中京・芝1200m)も、1着入線(進路妨害で4着降着)のクリノガウディー(牡4歳)が15番人気、繰り上がり1着のモズスーパーフレア(牝5歳)も9番人気でした。

 今回のメンバーを見ると、グランアレグリア(牝4歳)以外は、この夏のスプリント路線のメンバーが集まっていますね。ほかの3歳クラシック路線や古馬中距離路線と違って、人気になる馬が限られるわりには、どの穴馬にもチャンスがある状況だと思います。軸も、穴も絞り切れないなぁと悩んでいます。

 また、過去のスプリンターズSは継続騎乗の馬がずっと勝っています。しかし今回は、元の騎手に戻るという馬も含めて、有力馬の乗り替わりが多いのです。

 そして今年の中山は、例年よりも1秒以上時計が掛かっているので、適性が問われるところです。そういった意味で、3月の道悪の高松宮記念で好走した馬たちは、重い馬場への適性という点で注目せざるを得ません。

 そういったことを踏まえると、グランアレグリア(牝4歳)とモズスーパーフレア(牝5歳)の一騎打ちで、どちらかが軸になるかなと思っています。

 グランアレグリアはこの春、GI安田記念(東京・芝1600m)でアーモンドアイを破るなどすばらしいパフォーマンスを見せてくれました。休み明けでも問題ないですし、高松宮記念で2着という内容から馬場適性もありそうです。

 ただ、安田記念のあの勝ちっぷりは、1200mの高松宮記念からのレースという流れがありました。また1200mに戻してどうなるのか、さらに初の中山コースでどうか、といった懸念はあります。(主戦騎手だった)ルメール騎手に戻りますが、乗り替わりについてもデータ的に気になるところです。とはいえ、レースが終わってみれば、「やっぱりルメールさんかぁー!」ってこと、よくあるんですよね(笑)。

 対するモズスーパーフレアは、中山の適性も、渋った馬場も、ローテーションも問題ないですし、松若風馬騎手がずっと騎乗しているという点も心強いです。そして、とにかく速い。モズスーパーフレアがバテて止まるというよりは、走り切ろうとする場面でどの馬が差しに来るか、という展開になる予感もあります。

 グランアレグリアにとっては、モズスーパーフレアが飛ばした時にどの位置取りなるのか。マイル戦なら自ら動いていくことができると思いますが、スプリントではペースが違うので、どうなるのか必見です。

 今年の前半の中央競馬は、牝馬がずっと主役のような印象でした。私の願望も込めると、スプリントでも、モズスーパーフレアの春・秋スプリントGI制覇とか、グランアレグリアの圧勝で、「やっぱり牝馬つよーーっ!」と言いたいです。

 しかし、この2頭で間違いないとはなかなか言い切れません。他の有力馬も気になっています。

 まず、ダノンスマッシュ(牡5歳)です。前走のG競札鵐肇Ε襭咫蔽羌・芝1200m)で、他の馬との違いを見せた印象でした。この春、1400mや1600mを走ってきたことが道中のゆとりにつながり功を奏していますよね。左回りが不得手と言われていましたが、左回りの中京で結果を出しましたし、力をつけてきていると感じます。時計の掛かる中山への懸念はありますが、どんな競馬をするのか楽しみです。

 レッドアンシェル(牡6歳)にも注目しています。G桂牟綵5念(小倉・芝1200m)は、モズスーパーフレアが56.5キロの斤量を背負っていたこともありますが、自らも57キロを背負いながら、あっさり差しました。ブリンカー(遮眼革)の効果で切れ味が増しましたね。本レースもその再現は期待できると思います。例年、北九州記念組はそれほど重視しないローテーションですが、今年は馬場も考慮する際に、注視しないといけないかな、と考えています。

 それからダイアトニック(牡5歳)は、前走のG轡ーンランドC(札幌・芝1200m)で1番人気ながら15着だった敗因がいまいちわからないんです。重馬場がダメな馬ではないはずですが、外枠しか伸びない馬場で(1枠1番だったダイアトニックが)力を発揮できなかったのか......。でも、高松宮記念も直線の不利がなければ勝ちがあり得たくらいですし、調子がよければ今回巻き返せるような気がします。前走の敗戦がなければ、普通に有力馬の一角ですから、逆に人気が落ちて「おいしい」と見ている穴党の人も多いかもしれませんね。

 それから穴馬についてです。(ここまでに挙げた)上位候補の馬たちで決まりそうな気もしますが、今年のスプリント路線は、荒れる傾向があります。絞り過ぎずに、荒れる前提で考えたいところです。

 まず、絶対に穴馬として入れたいのが、クリノガウディーとメイショウグロッケ(牝6歳)です。

 クリノガウディーは9月に行なわれたG競札鵐肇Ε襭咾韮恵紊函復調気配を見せています。高松宮記念も1着入線(4着に降着)ですし、重馬場もこなせて力は見劣りしません。この馬に関しては、「前回7着だと次は上位に入線」という法則もあるんですよ。今回はこれにピッタリ当てはまります。G刑綉淒妝恵紊ら臨んだ高松宮記念は降着になったので、微妙な感じではありますが(笑)。

 メイショウグロッケは初めての1200mとなった前走セントウルSで2着。しっかり力がある印象でした。馬場も重の方がよさそうで、セントウルSをあの時計で走れました。今回はもっとパフォーマンスを上げてくるかもしれませんね。

 ほかには、アウィルアウェイ(牝4歳)も頭にあります。1着となったG轡轡襯ロードS(京都・芝1200m)はめちゃくちゃ強かったと思います。しかも、今年絶好調の松山弘平騎手の騎乗は心強いですよ。普段から松山騎手は迷ったら買うようにしています(笑)。

 あと、内枠は外せません。調べてみたら、傾向として実力馬の外枠からの好走はあるけど、穴馬は内枠なんです。いつもなら最後に泣く泣く切っちゃうような馬が内枠に入ったら、今回は買いたいです。

 本当にキリがない(笑)! 正直どれを切っていいかわかりません。カチっと三連単を1着固定などで狙うのでなく、荒れることを考慮してフォーメーションで手広くいくか、あえてワイドでもいい配当になるような気もします。

 無観客競馬のため、テレビ観戦になると思いますが、テレビや新聞とにらめっこして楽しみたいです!

【profile】 
横山ルリカ(よこやま・るりか) 
1991年9月27日生まれ。神奈川県出身。アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバー(2015年10月に卒業)。現在、「めざましテレビ」(フジテレビ系)のリポーターや「競馬予想TV!」(CS・フジテレビONE)のアシスタントとして出演。今夏の競馬シーズンの「KEIBAプレミア」(UHB)MCも務めた。サンケイスポーツ『サンスポZBAT!』重賞予想コラム「ルリカの当たりますよ〜に!!!」(毎週日曜掲載)を担当するほか、20年4月からはTOKYO FM「TOKYO TEPPAN FRIDAY supported by Ginza Sony Park」(毎週金曜日15時〜生放送)にレギュラー出演中。

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