蛯原友里がトップモデルとして20年輝き続ける理由「比べられる誰かがいたほうが楽しい」

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2020年10月02日 08:40  ORICON NEWS

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写真明日41才を迎える蛯原友里(撮影:田中達晃(パッシュ)(C)oricon ME inc.)
明日41才を迎える蛯原友里(撮影:田中達晃(パッシュ)(C)oricon ME inc.)
 蛯原友里が明日で41才を迎える。20才の頃からモデルとして活躍し、“エビちゃん”の呼び名で多くの女性を虜にしてきた彼女。数々の商品プロデュース業でも才能を発揮するも、デビュー誌『CanCam』から『AneCan』、『Domani』、『Marisol』と舞台を移し、結婚・出産後もあくまでモデルとして走り続けてきた。今年春に放映された花王のCMでは、“蛯原友里、40才”のフレーズに「奇跡の40才」「パワーワードすぎる」「誰も勝てる気がしない」などと大きな反響が。“エビちゃん”がいつまでもトップモデルたり続ける理由とは。

【写真】「奇跡の40才」変わらぬ美貌とスタイルを魅せる蛯原友里インタビュー撮りおろし

■1日100回着替えるモデル業に加えて、女優・バラエティも「つらいと思ったことはない」

――現在も数々の雑誌で活躍されている蛯原さんですが、最初にモデルのお仕事に興味を持ったきっかけを伺えますか?

【蛯原友里】きっかけは、地元の宮崎を出て福岡の大学に通っていた20歳の時です。スカウトをしていただいて、モデルのお仕事を始めることになりました。その後、大学を卒業するタイミングで、モデルの先輩方のように東京で挑戦したい気持ちが強くなったんです。自ら履歴書を書いて東京のモデル事務所に送りました。

――モデル事務所に所属した当時のことは覚えていますか?

【蛯原友里】「なんでもやります!」という感じで、事務所の方にも「体育会系だね〜」って言われていました(笑)。とにかくまっさらな気持ちで、「吸収できるものは全部吸収しよう!」という気持ちで、お仕事にトライしていましたね。

――“エビちゃんOL”として憧れのスタイルを確立されていましたが、数多くのモデルの方がいらっしゃった中で、ご自身の強みはどの辺りにあると思われますか?

【蛯原友里】自然がいっぱいの宮崎で育ったということと、常に前向きな部分ですかね。未来志向で、どんなことがあってもめげないというか。つらいことがあっても、忘れがちなんです(笑)。大変なことでも、達成感の方が大きくて「疲れが気持ちいい!」っていう感覚になりますね。

――当時はモデル業以外にも、CM、ドラマ、バラエティにも引っ張りだこで、とても忙しい毎日だったと思います。

【蛯原友里】たしかに、1日100回くらい着替える日もあったので、朝なのか昼なのか、よく分かっていない時期はありました(笑)。合間に30分あったら寝ていましたし、移動中のロケバスも常に寝ていたのを覚えています。

――モデルという華やかに見える世界では、他の人と比べられることもあって大変だったのではないでしょうか?

【蛯原友里】元々双子なので、比べられることが普通だし慣れているんですよね(笑)。常に妹と刺激し合える環境で育ったので、むしろ比べられる誰かがいたほうが楽しいんです。1つのカットで複数人並ぶ際も、比べられてつらいと思ったことはなかったですね。“自分らしさが出てればいいかな”という考えです。

■「気持ちが追いつくのに1〜2年かかりました」求められる“大人なエビちゃん”に初めての葛藤

――壁にぶつかった時期や、ご自身にとってのターニングポイントとなるできごとはありましたか?

【蛯原友里】雑誌『CanCam』から『AneCan』に移った時は、気持ちが追いつくまでにしばらく時間がかかりました。“『CanCam』のエビちゃん”という像が強すぎて、いきなり大人っぽく進化したエビちゃんを表現するのにかなり悩みましたね。

――ご自身の中ではだいぶ大きな違いがあったんですね。

【蛯原友里】そうですね。洋服が変われば自然と変わる部分もあるかなと思ったのですが、やっぱりポージングや表情も変えなければいけなかったので。みなさんが期待してくれている大人なエビちゃんになれているかどうか、不安はありました。

――その後、これでいいんだと思えた瞬間はあったのでしょうか?

【蛯原友里】徐々に変化していった感じですね。気持ちが全面に出てしまうタイプなので、慣れるのに1〜2年はかかった気がします。でも、やり続けることで違和感がなくなって、スタッフのみんなも「新しいね」と言ってくれたので安心できました。

■様々な仕事を経て感じたモデルへの思い「年を重ねるごとに気持ちがシンプルになった」

――いろいろなお仕事をご経験されている中で、中心となる軸が“モデル”という立ち位置はずっと変わっていない気がします。モデルへの思いやこだわりがあれば教えてください。

【蛯原友里】原点になっているのは、大学を卒業して、心からやりたいと思えた仕事がモデルだったことだと思います。モデル以外のお仕事もたくさんやらせていただいて、どれもその時は一生懸命がんばろうという気持ちで、刺激もたくさんもらいました。でも、よく考えてみると、やっぱり一番やりたいことはモデルだなと思ったんですよね。

――モデルというお仕事の魅力はどんな部分でしょう?

【蛯原友里】私は1人で何かを続けるよりも、信頼できるスタッフのみなさんと一緒に何かを作っていくのが好きで。写真1枚を突き詰めていくと、奇跡のような1枚が撮れることがあって。鳥肌が立つような、そういう瞬間がすごく楽しくて、たまらないんですよね。

――感動する瞬間がたくさんあるんですね。

【蛯原友里】たまたま昨日の『Marisol』(11月号)の撮影でも、そういう瞬間に出合えて、「やっぱりおもしろいし楽しい!」と実感しました。いつもより大人っぽい洋服だったので、メイクは透明感重視で艶っぽく、髪型もいつもはしないようなウェットなオールバックスタイルにしたんです。ファッションに合わせた表情や動き、メイク、カメラマンさんの撮り方…すべてが合わさってすごく素敵な1枚が撮れて、震えるほど感動しちゃいました。

――花王のCMでは「蛯原友里、40才」というフレーズが大きな反響を呼びました。40代を迎えて、気持ちの上での変化はありましたか?

【蛯原友里】20代、30代の頃より気持ちが楽になって、無理せず、自分が決めたことを確実にやっていこうと思うようになりました。昔は、ストイックに「あれもこれもやらないと!」と思っていたんですけど、年を重ねるごとにシンプルになった気がします。40代はとにかく楽しみたいですね。外見ももちろん大事ですけど、私は“自分で選んできた道をきちんと歩いている人”が美しいなと感じるので、私自身も、やりたいことをやって、毎日をひたすら楽しんで、内面から輝く女性を目指していきたいです。


 インタビュー中、これまでの芸能活動を振り返り、「楽しかった」というフレーズは何度も出てきたが、「つらかったこと」「大変だったこと」の話になると、途端に頭を悩ませ、「忘れちゃうんですよね」と笑い飛ばす彼女の姿があった。ネガティブなことを語りたくないという気持ちもあるのかもしれないが、10年以上彼女とともに仕事をするマネージャーが「数々のモデルと仕事をしてきたが、こんなに前向きで明るい人は見たことがない」と明かしていたことからも、本当に覚えてないのだろうと感じた。

 幼い頃から、常に双子の妹と比べられてきた蛯原友里。しかしそれを苦痛に思わず、「比べられる誰かがいたほうが楽しい」と思える根っからの前向きさが、いつまでも彼女が輝き続ける理由なのではないだろうか。最後に、「どうしても人と比べてしまい、頭を悩ませてしまう方たちにアドバイスをいただけますか」と尋ねると、蛯原は「比べなきゃいい」と屈託なく笑った。


(取材・文=辻内史佳)

このニュースに関するつぶやき

  • へぇー。
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  • 今の40代は、昔(20年位前?)に比べると、若い方でしょ?
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