川崎F、“首位攻防戦”を制しリーグ戦8連勝! 2位C大阪との勝ち点差は14に

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2020年10月03日 17:05  サッカーキング

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C大阪を相手に川崎Fが勝利を収めた [写真]=J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第20節が行われ、セレッソ大阪と川崎フロンターレが対戦した。

 リーグ戦で首位を走る川崎Fと2位につけるC大阪の“首位攻防戦”。同じ試合数の両チームの勝ち点差は現在11となっており、ホームのC大阪としては優勝戦線に待ったをかけたいところ。また8月にJ1第11節で対戦した際は川崎Fが5ー2で大勝を収めており、リベンジを果たすべく何としてでも勝利を目指す一戦となった。

 まずチャンスを作ったのは川崎Fだった。4分、敵陣右サイドでボールを持ったFW家長昭博がドリブルでゴール前へ。味方のフリーランで時間を得た家長は、左足でミドルシュートを放った。ボールは相手DFに当たりながら枠内を襲うが、これはC大阪のGKキム・ジンヒョンがセーブ。7分には右CKからDFジェジエウがフリーでヘディングを放つも、これもキム・ジンヒョンがボールをキャッチしてゴールを防いだ。

 対するC大阪のシュートは15分、敵陣中央左サイドでFKを獲得。MF坂元達裕が左足でゴール前へ浮き玉を送ると、FWブルーノ・メンデスが相手DFと競り合いながらヘディングシュートを放った。ボールは枠内を襲うも、川崎FのGKチョン・ソンリョンがボールをかき出し難を逃れる。

 そんな中、先制したのは川崎Fだった。37分、敵陣深く右サイドでボールを受けたMF脇坂泰斗が、右足で低く鋭いクロスを送る。これがクリアを狙ったC大阪のDFに当たり角度が変わると、ゴールネットを揺らした。川崎Fがオウンゴールで先制し、前半は0ー1で折り返す。

 迎えた後半、C大阪は坂元を中心に川崎Fのゴールに襲いかかるも、なかなか同点弾を決めることはできない。

 それでも62分、C大阪がついに得点を記録する。敵陣中央右サイドでボールを持ったDF松田陸が、浮き玉のクロスをゴール前へ供給。これをペナルティエリア中央で待っていたMF奥埜博亮が叩きつけるヘディングでゴール左へ流し込み、C大阪が同点に追いついた。

 その後は両チームとも得点を許すことなく、膠着した展開が続く。しかし、次にリードを奪ったのは川崎Fだった。83分、右CKの流れからこぼれ球を拾った途中出場のMF三笘薫が、相手ペナルティエリア手前の左から強烈なミドルシュート。地を這うような鋭いシュートはキム・ジンヒョンが何とかセーブするも、そのこぼれ球をこちらも途中出場のFWレアンドロ・ダミアンが押し込み、勝ち越し点を記録した。

 リードを奪った川崎Fはその1分後にも追加点を挙げる。DF山根視来がドリブルで相手ペナルティエリア右へ強引に進入すると、中央へパス。これに反応した三笘がゴール左へ流し込んだ。瞬く間にスコアは1ー3となる。

 C大阪は試合終盤にかけて猛攻を見せるも、得点を奪うことはできず。結局試合はこのまま終了。川崎Fはリーグ戦8連勝を記録し、2位C大阪との勝ち点差も14にまで広げた。次節、C大阪はアウェイで名古屋グランパスと対戦予定。川崎Fはルヴァン杯準決勝を挟み、ホームにベガルタ仙台を迎える。

【スコア】
セレッソ大阪 1ー3 川崎フロンターレ

【得点者】
37分 0ー1 オウンゴール(川崎フロンターレ)
62分 1ー1 奥埜博亮(セレッソ大阪)
83分 1ー2 レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)
84分 1ー3 三笘薫(川崎フロンターレ)

このニュースに関するつぶやき

  • フロンターレはどの選手が出場しても結果を出す。良い競争が良い結果を出している。2、3年前に優勝した時とは次元の違う強さ。強すぎる!
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