ルイ王子、お喋りする姿が初披露される　ジョージ王子、シャーロット王女と共に動物学者に質問

ウィリアム王子（38）・キャサリン妃（38）夫妻の子供達、ジョージ王子（7）、シャーロット王女（5）、ルイ王子（2）が英動物学者デヴィッド・アッテンボロー卿（94）に動物や虫に関することを質問した。その動画が公開されたが、ルイ王子がお喋りをする姿が初めて披露されたとあって話題になっている。

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英時間3日、ケンジントン宮殿がSNSで動画を公開した。ウィリアム王子夫妻の子供達であるジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子がデヴィッド・アッテンボロー卿に動物や虫に関する質問をする内容だ。この動画は、9月にケンジントン宮殿の庭園内でウィリアム王子とキャサリン妃が撮影したもので、4月に2歳になったルイ王子がお喋りする姿を初披露している。

最初に登場したのはジョージ王子で、「デヴィッド・アッテンボローさん、こんにちは。次に絶滅するのはどの動物だと思いますか？」と質問した。

アッテンボロー卿は「ぜひ、そうならないことを願いましょう。動物が絶滅の危機に瀕している時、私達にできることはたくさんあるのです。彼らを守ることができるのですよ」と答え、このように続けた。

「40年前にアフリカに行った時、マウンテンゴリラに会いました。彼らはとても希少で、当時はわずか250頭しかいなかったのです。そんな彼らの写真を世界中のテレビで見せると、人々はマウンテンゴリラが絶滅の危機にあるなんて酷い…と思ったのです。」
「そんな人達がお金を集め、手助けをしたおかげで、現在は1000頭以上に増えました。あなたが動物を救おうと思えば、救うことができます。気持ちを注ぐことでね。世界中の人々がそうしているのは、動物が貴重な存在だからです。だから絶滅するような動物がいなくなることを願いましょう。」

次にシャーロット王女が「デヴィッド・アッテンボローさん、こんにちは。私はクモが好きなんです。あなたも、クモがお好きですか？」と聞いた。

アッテンボロー卿は「クモは大好きですよ。あなたも好きだなんて嬉しいな。どうして、皆はクモを怖がるんだろう？　それは足が僕達よりも多い8本あるからだと思います。8本足でどの方向にも動けるからクモがどちらに動くのか分からないのです。だから皆クモを嫌うのです。それと毛の生えた足もね。」
「でもクモはとても賢いのです。クモの巣を張る姿を見たことがありますか？　驚きますよ。あのような円形の網をどのように作るのでしょうね。どうやって作るのか、観察してみて下さいね。」


そして最後にルイ王子が登場し「どんな動物が好き？」と尋ねた。

アッテンボロー卿は「一番好きなのは猿だと思います。とても面白い動物だから。彼らはどこへでも飛び跳ねることができるのです。猿は森に棲んでいるから家では飼えません。飼うなら何を選ぶかな？　子犬か子猫なら？　難しいけど、僕は子犬を選ぶよ」と語った。


英国内では、現地時間5日にウィリアム王子が環境問題について語るドキュメンタリー番組『Prince William: A Planet For Us All』が放送される予定だ。番組プレビューでは、アッテンボロー卿と対面したキャサリン妃が「子供達があなたの大ファンです」と伝える場面も見られた。

初公開された子供達の声には、SNS上で「なんて美しくて、素晴らしい、魔法的なサプライズなの。子供達の可愛さに参ってしまったわ」「次世代と繋がる素晴らしい例。デヴィッドと子供達、良くやってくれました」といった称賛するコメントが多数あがっている。



画像は『Duke and Duchess of Cambridge　2020年10月3日付Instagram「Ask David Attenborough」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）