歩き方でわかる仕事の性格　速足の人は実行力はあるがワンマンになりがち！

　歩き方には、その人の個性があらわれます。そこから心理を読み解くことも可能です。あなたの歩き方の特徴から、仕事のやり方やこだわりを診断してみましょう。

■大きく手を振って歩く……前向きにコツコツと励む
　大きく手を振って歩く人は、目的意識が強い人です。目標を達成するための努力を惜しみません。また、落ち込むことがあっても引きずることはなく、前向きに仕事に取組みます。コツコツと仕事に向かう姿勢と明るい人柄から、味方も多く、困ったときは助けを得やすいでしょう。時間はかかりますが、確実に成功をつかむタイプです。

■速足で歩く……実行力はあるが、ワンマンになりがち
　速足で歩く人は、計画をきっちり立てることができ、それを実行する力があります。ただ、ワンマンなところが玉にキズ。1人で成し遂げようという気持ちが強いため、チームのリーダに抜擢されても、自分のペースでどんどん進めてしまい、身勝手な人と思われがちでしょう。集より個、単独のほうがよさを発揮でき、素晴らしい成果を出せるのです。

■ポケットに手を入れて歩く……冷静に分析し、新しい道を探す
　ポケットに手を入れて歩く人は、リアリスト。仕事で成功するには何が必要か、どういうステップを踏めばいいか、冷静に分析し、自分が進むべき道を考えます。ただし、すでに誰かがやった方法は採用しません。できるだけ人がやったことのない方法、裏道や抜け道を探すのです。周囲は、「そんな手があったのか！」と驚かれることが多いでしょう。

■腰に手を当てて歩く……ゴールまで最短ルートを進んでいく
　腰に手を当てて歩く人は、損得勘定が得意なタイプです。効率を最も重視し、できる限りローリスクハイリターンを求めて、最短距離でゴールできる方法を模索します。簡単確実にできるものを選び、損を極力排除したいと思っているのです。そのため大きなチャンスが訪れても、一か八かの勝負になりそうなら、自ら引くこともありそうです。

■うつむいて手を後ろに組んで歩く……まずはシミュレーションから
　手を後ろに組んで、うつむきながら歩く人は、考えることが好きなタイプ。仕事の過程を念入りにシミュレーションして、その中から最善の策を選択。着手するのは遅いですが、一度始めたら想定通り、どんどん進んでいけます。ただし、イレギュラーにはめっぽう弱く、その都度シミュレーションするので、作業が遅々として進まないことも。

　仕事のやり方にマニュアルはありますが、それがすべての人に当てはまるわけではありません。性に合わない方法を続けて、効率は落ちるばかり。まずは自分に合った仕事術を見つけること。それが成功への一歩なのです。
（小林みなみ）

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