リーグ突ッパ!を目指す2位・ロッテ 試合前練習まとめ

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2020年10月06日 17:44  ベースボールキング

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ベースボールキング

ロッテ・高部瑛斗
ロッテは6日、オリックス戦に向けて試合前練習を行った。

 ロッテは6日、荻野貴司選手、角中勝也選手、清田育宏選手、菅野剛士選手、鳥谷敬選手、藤岡裕大選手、三木亮選手ならびに伊志嶺翔大走塁兼打撃補佐兼外野コーチ補佐、チームスタッフ3名の計11名が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、すでに陽性判定を受けていた岩下大輝投手の濃厚接触者に東妻勇輔投手、小野郁投手、和田康士朗選手、山本大貴投手の4名が特定されたことを発表した。

 これを受けて、成田翔、フローレス、宗接唯人、福田光輝、松田進、細谷圭、茶谷健太、西巻賢二、藤原恭大、高部瑛斗が代替指名選手として昇格。佐々木千隼も5日に「特例2020」の対象選手として一軍登録抹消された岩下大輝の代替指名選手で昇格した。

 この日の試合前練習では、高部瑛斗はレフトで打球捕を行い、打撃練習ではレフト、センター、ライトと広角に打ち分けた。守備練習、打撃練習、走塁練習が終わった後、バントマシンでバント練習を入念に行っている姿が印象的だった。

 同じ外野手の藤原恭大は大塚明外野守備走塁コーチからアドバイスをもらいながらレフト、センターのポジションで打球捕。レフトのポジションでは、茶谷健太が放ったレフトへの飛球をキャッチした。ティー打撃では、いつものように右手ティー、左ティー、両手ティーを行った。

 茶谷健太、松田進の2人はショートのポジションで、セカンド・中村奨吾とともにノックを受け、ダブルプレーの確認を行っていた。茶谷、松田がノックを受けているときには、井口資仁監督がショートのポジションで見守っていた。

 茶谷は打撃練習で、レフトスタンドに中段に飛び込む打球を放っていた。打撃練習が終わったあと、再びショートのポジションで鳥越コーチからアドバイスを受けながらノックを受けた。

 福田光輝、西巻賢二の2人は同じ組で打撃練習を行い、西巻は打撃投手が投げるボールを右方向中心に打った。打撃練習が終わった後は福田光、西巻はキャッチボール、ショートのポジションでノック。西巻はショートでノックが終わったあと、今季はファームで外野の出場はないが、レフトとセンターのポジションで打球捕。福田光もセカンドで根元俊一二軍守備走塁コーチが打つノックを受けた。

 またこの日、一軍登録はなかったが、高卒2年目の古谷拓郎も一軍に合流しており、キャッチボール、ショートダッシュ、ランニングなどで汗を流した。

 チームにとってはピンチだが、ファームで力をつけてきた選手たちにとっては、一軍でアピールする絶好のチャンスでもある。残り28試合。リーグ突ッパ!を目指し、チーム、ファンが一丸となって戦っていく。

文=岩下雄太

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