「人生最大の恥！」乾燥機にはまって抜けなくなった21歳女性（英）＜動画あり＞

イギリスに住む21歳の女性が先月末、酒の勢いでタンブラー乾燥機の中に入り込んだところ身体が抜けなくなってしまった。友人らが「笑い転げるほど可笑しかった！」と語るとんだアクシデントを『WalesOnline』『Mirror』などが伝えている。

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英東海岸のキングストン・アポン・ハルに住むロージー・コールさん（Rosie Cole、21）は9月29日夜、ふざけてタンブラー乾燥機（以下、乾燥機）に入り込んだところ脚がはまって抜けなくなってしまった。ロージーさんはハウスシェアをしており、同居人らと一緒に赤ワイン2本とテキーラを開けて騒いでいるうちに、すっかり気が大きくなってしまったようだ。

ロージーさんは「友人が乾燥機に入れるか？って無茶苦茶なことを言い出したの。私は『入るわけないだろう』と思いつつも、身体を入れてみることにしたのよ」と明かすと、当時のことをこう振り返った。

「中に入るのは意外に簡単だった。でもお尻を入れた後に乾燥機の中で脚を組んだら、その脚を元に戻すことができなくなってしまったの。焦った私はそのままの状態で身体を抜こうとしたんだけど、今度はお尻が引っかかってしまって…。それでも無理やり身体を出そうとしたら、乾燥機ごと前に倒れそうになったわ。」

「友人らは大笑いしてたけど、乾燥機の中は暑いし、そのうち身体を両腕で支えることに疲れてしまって。友人らに引っ張ってもらったけど、全くダメ。これは思ったよりも深刻だと思って結局、消防士を呼んでもらったわ。」

実はこの時の様子をロージーさんの同居人の1人が動画に収めており、のちにTikTokに投稿すると瞬く間に拡散した。

動画では友人のAさんが緊急コールをしているが、お酒が入っていることもあり笑いが止まらない。Aさんは後にこの時のことを「オペレーターは子供が乾燥機にはまったと思ったようなの。当然よね。それで『子供はいくつか？』と聞かれたんだけど、正直に『21歳の大人です』と答えるしかなかったわ。もう、本当に恥ずかしかったんだから…」と明かしている。

こうして夜11時過ぎ、3人の消防士がやってきた。最初に部屋に入ってきた消防士はロージーさんを見るなり「これは面白いことになってるね」と苦笑いするも、すぐにゴム手袋をはめると作業を開始した。


ロージーさんは上半身を椅子に載せた状態で、途中「息ができない」と溜め息をつく場面も見られたが、消防士は乾燥機の中に懐中電灯を当てて慎重に対応し、最後は3人がかりで引き抜いた。約20分後、乾燥機から解放されたロージーさんは「イェーイ」と叫び、かなりご機嫌の様子だった。

なおその日、気分が悪く2階で寝ていたというリディア・ダンウェルさん（Lydia Dunwell）は、ロージーさんのとんだアクシデントを「今年のハイライト」と明かし、こう続けた。

「あの日、救急車のサイレンが聞こえて慌てて1階に降りて行ったの。そうしたら身体を半分だけ出して、乾燥機にはまったままのロージーが目に飛び込んできて、もう可笑しくて笑い転げてしまったわ。」

「今年起こった中では最高に面白くて、それでいてバカバカしくて、あれ以来ずっとロージーのことをからかっているくらい。ただ彼女にとっては人生最大の大恥でしょうね！」

ちなみにロージーさんはキングストン・アポン・ハルにあるハル大学の学生だそうで「もう二度とこんなことはしない」と一応、反省しているもよう。しかしながらこのニュースには、「消防隊員もあんな時間に呼ばれて大迷惑だよね。こんな学生には、しっかりレスキュー代金を請求するべき」「なんて愚かな」「学生なら勉強をしっかりやらないとね」と厳しいコメントがある一方で、「若い時の自分を思い出す」「学生の頃って何でもやった。一番楽しい時期だと思うよ」といった感想も寄せられている。



画像は『Metro　2020年10月4日付「Boozy student rescued by firefighters after getting stuck inside a tumble dryer on a dare」（Picture: Lydia Dunwell / SWNS）』『WalesOnline　2020年10月3日付「Firefighters respond to 999 all to rescue student from tumble dryer」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　A.C.）