監視カメラが捉えた酸攻撃、犯人に怒りの声続出「人として最低」(ドミニカ共和国)<動画あり>

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2020年10月07日 05:51  Techinsight Japan

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酸攻撃にあった19歳の女性(画像は『The Sun 2020年10月2日付「ACID HELL Shocking moment rescuers race to save screaming acid attack victim, 19, as Cardi B offers £8k to catch attacker」(Credit: Newsflash)』のスクリーンショット)
ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで先月25日、19歳の女性がバイクに乗った2人組に酸攻撃を受けて重傷を負うという事件が発生した。事件の様子は監視カメラが捉えて拡散し、数日後に犯人が逮捕された。『The Sun』『Diario Libre』などが伝えている。

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2児の母であるヨカイリ・アマランテ・ロドリゲスさん(Yocairi Amarante Rodriguez、19)が先月25日、仕事を終えて車に乗り込んだところをバイクに乗った2人組の男に襲われて重傷を負った。

目撃者によると、バイクは1人が運転し、後ろに乗っていたもう1人がヨカイリさんの頭に酸をかけたそうだ。監視カメラの映像では、ヨカイリさんが車から降りて助けを求める様子やバイクに乗った2人組が車の横を通り過ぎていく様子が見て取れる。悲鳴をあげるヨカイリさんには近くにいた女性が駆け寄っており、ヨカイリさんの顔に水のようなものをかけて寄り添う男性の姿も映し出されている。この時ヨカイリさんのTシャツは色が変わっており、目が見えないのか両手を前に出して泣き叫び、酷く苦しんでいるように見える。

ヨカイリさんはその後、救急隊によって近くの「Ney Arias Lora」病院に搬送されたが重傷で、熱傷専門病棟のエディ・ブルーノ医師(Eddy Bruno)は当初「身体の40%に熱傷を負い、頭や顔の傷はかなり深く大変危険な状態。失明の危険もある」と述べていた。

だが10月に入ると、病院は「回復の兆しが見られ、左目の視力はあるようだ。少しなら話をすることも可能で、上手くいけば顔の形成手術を開始することができるかもしれない」と明かした。それでも熱傷の治療には今後4年で最低でも20〜25回の手術が必要で、ヨカイリさんは「2歳の娘が変わってしまった自分の顔を認識できなくなるのでは」と心配しているという。

なおヨカイリさんが酸攻撃を受けた際の動画は、同国のメディアが大きく取り上げ拡散した。また米女性ラッパーのカーディ・Bがスペイン語で「1万ドル(約105万円)を払うから犯人捜しに協力して!」とInstagramで呼びかけており、警察は数日後に3人を逮捕したことを公表した。

この事件の主犯はヨカイリさんの元彼であるウィリー・アントニオ・ハビエル・モンテロ(Willy Antonio Javier Montero、33)で、約6300円(3500ドミニカ・ペソ)で実際に攻撃を仕掛ける2人の男を雇っていた。犯行の動機は明らかになっていないが、ウィリーはヨカイリさんが14歳の時から交際を始め、2人が別れたのは最近のことだったという。また「自分以外の者と付き合ったら殺す」と脅していたこともあったそうで、一部メディアは「ヨカイリさんへの恨みや嫉妬が原因なのではないか」と報じている。

ちなみに“酸攻撃”という卑劣な犯行には「人として最低」「許されるべきではない」「女性の苦しみは一生続く。一時の感情で酸を使うなんで酷すぎる」「これは劇薬。心も身体も蝕んでしまう」「重罪を科すべき」という声が多数あがっている。



画像は『The Sun 2020年10月2日付「ACID HELL Shocking moment rescuers race to save screaming acid attack victim, 19, as Cardi B offers £8k to catch attacker」(Credit: Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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