ハンバーガーを食べている最中にハチに舌を刺された男性、腫れ上がってろれつが回らず 過去には死亡例も(米)<動画あり>【閲覧注意】

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2020年10月09日 05:52  Techinsight Japan

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TikTokに投稿した動画が拡散中の男性(画像は『The Sun 2020年10月6日付「BEE WARNED Man films his massively swollen tongue after he was stung by a bee while eating a burger」(Credit: Caters News Agency)』のスクリーンショット)
ハチの活動が活発になる夏から秋は、意外な場所にハチが潜んでいることがある。米ユタ州の男性は先月下旬、食事中にハチに舌を刺されるという“まさか”の経験をし、刺された直後の様子をTikTokに投稿したところ大きな反響があった。『The Sun』などが伝えている。

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米ユタ州オグデンのウィーバー州立大学に通うコービー・フリーマンさん(Kobe Freeman、20)は先月26日、自宅でハンバーガーを食べていた時に舌に鋭い痛みを感じた。驚いてバスルームに駆け込み鏡を見ると、舌の上に小さなハチがいるのを見つけてつまみだした。

しかし刺された舌はみるみるうちに膨れあがり、コービーさんは自分の顔をアップにしてTikTokに投稿した。

「こんな経験したことあるかい? ハチに刺されて舌が腫れちゃってるんだけど…。誰か助けてくれよ。どうしたらいいのかわからないんだ。」

動画でこう訴えるコービーさんの舌はかなりの大きさで、口の中に収まりきらない様子である。またろれつが回っておらず、まるで舌に麻酔をかけられてしまったかのような状態になっている。


実はコービーさん、この日は天気が良かったために自分で作ったハンバーガーを自宅の外に持ち出して食べたのだそうだ。しかし2つ作ったハンバーガーのうち、1つ目を食べ終わるか終わらないかという時に舌に鋭い痛みを感じたという。

コービーさんは「鏡を見たら、ハチの針が舌に刺さっているのが見えてね。それを抜いたらどんどん舌が腫れていって、息ができなくなるんじゃないかと思ったよ。ただ2時間ほどすると少しずつ腫れが引いていったんだ」と当時を振り返り、こう続けた。

「それでも舌の腫れは次の日も残っていて。鎮静剤を飲んだけど、喉に痛みを感じて食事もできなかったんだ。舌がもとの大きさに戻ったのは翌日の晩だったよ。」

なおコービーさんがTikTokに投稿した動画は、日本時間8日の時点で再生回数が540万回を超えており、「何事もなくて良かったね」「すぐ医者に行くべきだったかも」「舌が麻痺してよだれが垂れてる?」「ハチも驚いたんだよ。命と引き換えに刺したんだからね」「舌を刺されただけなのに、食事もできなくなるの? それは怖いね」「自分の舌で窒息死する可能性もあったってことだよね」といったコメントがあがった。

ちなみに今年8月にはフランスで、食事中だった52歳の男性がカリバチ(wasp)に舌を刺され、呼吸ができなくなって心停止で亡くなるという事故が起きている。

専門家は「一般にカリバチやハナバチ(bee)などのハチ目に刺されても命に関わることはほとんどありません。成人であれば通常、1000回刺されても大丈夫なのです。しかしながらハチに舌や咽頭を刺された場合は、粘膜が急速に腫れて窒息死する可能性があります。またハチ毒アレルギーを持っている人がハチに刺され、呼吸困難、顔や咽頭部の腫れ、頻脈、血圧の低下などの症状が現われると、早くて10分で死に至ります」と警鐘を鳴らしている。



画像は『The Sun 2020年10月6日付「BEE WARNED Man films his massively swollen tongue after he was stung by a bee while eating a burger」(Credit: Caters News Agency)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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  • 僕の祖父は蜂に刺されて失禁、気絶した事がありました。叔父が��に担ぎ込み、親父がドクターを連れてきました。アナフィラキシーショックは怖い。
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