アストロズが勝率5割未満からの“下剋上”へ! 4年連続でリーグ優勝決定シリーズに進出

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2020年10月09日 11:40  ベースボールキング

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ベースボールキング

ポストシーズン3本目の本塁打を放つなど3安打5打点の活躍を見せたカルロス・コレア(アストロズ)
【ア・リーグ地区シリーズ第4戦】
● アスレチックス 6 − 11 アストロズ ○
<現地時間10月8日 ドジャー・スタジアム>

 アスレチックス(西地区優勝)とアストロズ(西地区2位)による地区シリーズ(3戦先勝・最大5試合制)第4戦が8日(日本時間9日)に行われ、王手をかけていたアストロズが勝利し、4年連続でのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 試合は、後のないアスレチックスが2回表にラウレアーノの3ランで先手を奪ったが、アストロズが4回裏にブラントリーの2ランとコレアの3ランで一挙に5点を奪ってあっさりと逆転。アスレチックスは直後の5回表、ラウレアーノの2打席連発弾で1点を返したが、アストロズも5回裏にブラントリーの2打席連発弾とコレアの適時打で再びリードを広げた。

 アストロズは6回にタッカーとコレアの適時打で2点を加えると、7回にもアルトゥーベの2ランでダメを押した。結局、3番・ブラントリーが3安打3打点、4番・ブレグマンが2安打、5番・タッカーが3安打1打点、6番・コレアが3安打5打点と、打線の中軸が猛打を振るったアストロズが14安打で11得点を奪って大勝した。

 アストロズはア・リーグ西地区で29勝31敗という勝率5割未満の成績で2位に終わったが、7ゲーム差をつけて同地区の優勝を果たしたアスレチックスを倒し、ワイルドカード・シリーズに続いて「下剋上」を達成。10月11日からは、ワールドシリーズ進出をかけて「レイズ対ヤンキースの勝者」と対戦する。


▼ アストロズのポストシーズン結果
<ワイルドカードシリーズ>
【1】☆ 4−1 ツインズ
【2】☆ 3−1 ツインズ

<地区シリーズ>
【1】☆ 10−5 アスレチックス
【2】☆ 5−2 アスレチックス
【3】★ 9−7 アスレチックス
【4】☆ 11−6 アスレチックス

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