ACL東地区がドーハで集中開催…日本人監督率いるチェンライ・ユナイテッドも参戦
1
2020年10月09日 18:56 サッカーキング
アジアサッカー連盟(AFC)が9日、新型コロナウイルスの感染拡大により中断していたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区の残り試合をカタールのドーハで集中開催することを発表した。日本人の滝雅美監督が率いる昨シーズンのタイリーグ王者チェンライ・ユナイテッドは、グループEの残り4試合を戦う。
チェンライ・ユナイテッドは2月に行われた第1節でメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に0−1、第2節で北京国安(中国)に0−1と連敗し、グループ最下位に沈んでいる。ドーハでの集中開催では11月24日と27日にソウルFC(韓国)と連戦を行い、30日にメルボルン・ビクトリー、12月3日に北京国安と対戦する。
タイリーグは新型コロナウイルスの影響による長期中断を機に秋春制へ移行され、9月12日にリーグ戦が再開した。チェンライ・ユナイテッドは再開後、プラチュワップFCとナコーンラーチャシーマーFC、ラヨーンFCに連勝したあと、タイトル争いのライバルであるブリーラム・ユナイテッドとの大一番に0−1と惜敗。現在は4勝2分け2敗の勝ち点14で暫定4位につけている。
現在発表されているタイリーグの日程では、11月から12月前半にかけてチェンライ・ユナイテッドの試合は予定されていない。ACLの前後に未消化のリーグ戦が1試合組み込まれる可能性はあるが、比較的ゆとりのある日程でACLの延期分を戦うことができそうだ。とはいえ、現時点ではタイでも入国後14日間の隔離が義務付けられており、チェンライ・ユナイテッドのスケジュールもこれから詳細が検討されることになる。
文=本多辰成
Copyright(C) 2024 SEESAW GAME, Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。