サーファーの背後に迫るサメ 戦慄の瞬間をドローンが捉える(豪)<動画あり>

2

2020年10月12日 14:02  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

写真ドローンが捉えたサーファーとその背後に迫るサメ(画像は『The Guardian 2020年10月8日付「Australian pro surfer Matt Wilkinson’s narrow escape from shark caught on camera」』のスクリーンショット)
ドローンが捉えたサーファーとその背後に迫るサメ(画像は『The Guardian 2020年10月8日付「Australian pro surfer Matt Wilkinson’s narrow escape from shark caught on camera」』のスクリーンショット)
このほど豪ニューサウスウェールズ州北海岸のバリナ付近にて、プロサーファーのマット・ウィルキンソンさん(Matt Wilkinson、32)が背後に迫ったサメに危うく襲われそうになった。間一髪で難を逃れたマットさんはサメの存在に気付いておらず、のちにドローンの撮った映像をみて驚きを隠せなかったという。『ABC News』『The Guardian』などが伝えている。

【この記事の動画を見る】

今月7日、シャーペス・ビーチ(Sharpes Beach)沖でサーフィンを楽しんでいたマットさんはサーフライフ・セービングNSW(Surf Life Saving NSW)の操縦するドローンからスピーカー越しに「付近に危険なサメがいます。ビーチに戻って下さい」と警告を受けた。

ビーチに戻ったマットさんは、ライフセーバーからドローンが撮影した映像を見せられて驚くしかなかった。なぜならサメは、マットさんが気付かぬうちに背後まで迫っていたのである。

映像にはマットさんの正面からやってきたサメがそのまま背後に回り、マットさんの足に少し触れたかと思うと踵を返して去っていく様子が捉えられていた。

この映像を見たマットさんは、当時の様子をこのように語っている。

「後ろの方で少し水しぶきの跳ねる音がしたから振り返ったんだけど、別になにもいなかったんだ。」
「(ドローンの警告を受けて)なんとなく不気味な感じを受けて岸に戻ってきたら、ライフセーバーがドローンの映像を見せてくれたんだ。気付かないうちにサメがかなり近づいていて驚いたよ。」
「僕の足に向かってきて少し触れたようだけど、僕の足が臭かったのかなんなのか、とにかく気が変わったようだね。」

マットさんを襲いかけたこのサメは全長1.5メートルほど、獰猛さで知られるホホジロザメだったことが特定されている。

プロサーファーにとってサメとの遭遇は少なからずあるそうで、マットさんもこれまでにサメを見かけたことがあるが今回ほど接近したことはないという。

ワールドツアーにも参加するマットさんだが、実は同じく豪プロサーファーで3度も世界チャンピオンに輝いた“レジェンド”ミック・ファニングさん(Mick Fanning)が2015年に南アフリカでの大会中にサメの襲撃を受けた際、同じ大会に参加していた。

その時のことを振り返り、マットさんはこんな風に話している。

「ミックを襲ったサメの方が少し荒々しかったけどね、映像を見た時ちょっとがっかりしたような、奇妙な感じもあったけど、とにかく僕に向かってこなかったことに感謝しているよ。」
「映像を見た時、僕とミックとの間での似た点に気付いたんだ。僕の(サーフボードと足をつなぐ)レッグロープは黄色だったんだけど、ミックのサーフボードも黄色だったんだよね。」

マットさんは妻が先にこの映像を見てしまうことがないよう、映像を確認してすぐに連絡をした。すべてを知った妻からは数日間サーフィンをしないように言われたというが、マットさん曰く「何はともあれ僕の身体は(バラバラにならず)1つのままだし、またサーフィンをして生きていくよ」とのことだ。

ドローンを操縦していたオーストラリア・ドローン・サービス(Australian UAV Service)に勤めるボー・モンクスさん(Beau Monks)は、このたびのサメの行動についてこのように述べている。

「サメはどこからともなく現れてマットに近づいてきたんです。かなりのスピードでしたね。私はそれを追跡しライフガードへと伝え、全員に海から上がるようにドローンのスピーカーで呼びかけました。」
「サメは10秒もかからずマットのところへやってきて、5秒もしないうちに去っていきました。」

ボーさんは『ABC news breakfast』に対し「サメはドローンの音に恐れをなしたのかもしれない」と言い、以下のように続けている。

「サメがなぜ最後の最後に逃げていったのかはわかりません。もしかしたら単純にマットのレッグロープにぶつかったのかもしれませんし、ドローンが理由だったのかもしれません。」
「海洋生物はドローンが近づいていくと、逃げ去っていくことが知られています。」

サーフライフ・セービングNSWでは、ニューサウスウェールズ州全体で計34台のドローンを使用し学校の長期休暇期間中、毎日ビーチを監視しているそうだ。このたびのサメの出現で、シャーペス・ビーチは翌8日まで閉鎖された。

オーストラリアでは今年に入ってサメが頻繁に現れており、6月には同じくサーフィンをしていた60代男性が襲われて亡くなっている。また7月にはボートの上にいた少年がサメに海に引きずりこまれる事故も発生した。

その一方で、つい先日サメがいると分かっていながら海に自ら飛び込みホホジロザメにあわや襲われかけた男性がその動画を投稿し、人々の話題をさらったところであった。



画像は『The Guardian 2020年10月8日付「Australian pro surfer Matt Wilkinson’s narrow escape from shark caught on camera」(Photograph: Kelly Cestari)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)

このニュースに関するつぶやき

  • カメやアザラシ等『本来の獲物』と見間違えてるのであって積極的に人を食べる事はない が本当なら 「あ、違う」とわかったのかもしれない・・・
    • イイネ!0
    • コメント 0件
  • ラッキーでしたね
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(2件)

前日のランキングへ

ニュース設定