高橋克典、母親の一周忌に述懐「実家のピアノを運び出す日、涙が止まらなかった」絵本の読み聞かせも母がきっかけ

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2020年10月12日 18:32  Techinsight Japan

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写真母親の死は「まともに向き合えていなかった」と明かした高橋克典
母親の死は「まともに向き合えていなかった」と明かした高橋克典
俳優の高橋克典が、昨年10月11日に亡くなった母・好子さんの命日にブログを更新して在りし日を偲んだ。晩年は施設に入っていた母親にCDで音楽を聴かせたり、台本を読んであげたという。亡くなって数か月後には新型コロナウイルスが猛威を振るい始め、あっという間に1年が過ぎて悲しみにくれる間もなかったようだ。

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高橋克典は11日夜10時前にブログで「実は明日、今夜、かな、母の命日でして」と切り出して、1年前に施設から電話があり駆けつけて母の呼吸が止まっているのを0時20分に確認した当時を振り返った。

多忙だったこともあり、感情を押し殺して母親の死とまともに向き合えなかったが「実家のピアノを我が家に運び出す日の朝、初めて押し込めてた胸のど真ん中から涙が出て止まらなかった」そうだ。ようやく悲しみを外に表せたのだろう。

高橋は「5人暮らしから1人になった実家で、まだ残る母の気配に何度も何度も謝った」という。本が好きだった母は高橋が幼い頃、寝る前に絵本の読み聞かせをしてくれた。実家でそんな懐かしい日々を思い出したのである。

晩年は網膜剥離で視力が落ち、日常生活がおぼつかなくなると認知症が進み、やむなく施設に入った。高橋曰く「ボクはどうも日常の普通の会話が得意な方じゃない」ので、母にCDで音楽を聴かせたり、ドラマの台本を読んだりしたが、特に絵本や名作文学を読んで聴かせたりすると目を輝かせて聴いてくれたそうだ。

高橋克典は5月からインスタライブやYouTubeで絵本の読み聞かせを公開しているが、母親とのそんな出来事がきっかけになって始めたことを明かしている。

きむらゆういちさんの『あらしのよるに』シリーズをはじめ、『つきのオペラ』(作:ジャック・プレベール 絵:ジャクリーヌ・デュエム 翻訳:内藤濯)、『絵のない絵本』(アンデルセン)などを読み聞かせしており、コロナ禍によりある小学校が昼食時におしゃべりできず、そこに高橋が朗読でYouTubeにアップした「きむらゆういち先生の『あらしのよるに』が流れていた」と聞いて嬉しかったという。


ちなみに2013年1月7日放送のNHK総合『ファミリーヒストリー「高橋克典〜特攻を覚悟した父・絶望の中で音楽と出会う〜」』で、父・高橋勝司さんとその妻になる好子さんに触れていた。好子さんは声楽家を目指しており東京藝術大学に進んだ。勝司さんも別の音楽大学に進み、大学4年の時に2人は結婚。高橋克典はそんな音楽一家に生まれたのである。

やがて高橋克典は2004年にモデルの中西ハンナと結婚。2009年2月27日に第1子となる男の子が生まれ、好子さんも孫の誕生を喜んだことだろう。高橋は愛する母の死を乗り越えてNHK大河ドラマ初出演となる『麒麟がくる』で織田信長の父・織田信秀役を熱演した。

画像2、3枚目は『Katsunori Takahashi 2020年5月15日付Instagram「お待たせいたしました、やっとYouTube開設です。」』『高橋克典 2020年10月11日付オフィシャルブログ「今日、ふと思ったこと。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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