解説陣がみた巨人のエース・菅野智之

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2020年10月13日 09:40  ベースボールキング

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巨人・菅野(C) Kyodo News
巨人のエース・菅野智之は、今季開幕から16試合に登板して、13勝0敗、防御率1.89と抜群の安定感を誇る。ショウアップナイター解説陣は今季の菅野の投球をどう見ているのだろうかーー。

 7月3日の中日戦で9回1安打完封で2勝目をあげた投球に、同日の中継で解説を務めた山本昌氏は「9回は投げていて楽しかったんじゃないですかね。1安打がもったいなかったなと。それぐらい凄かったです」(7月3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』)と絶賛した。

 またこの中継中に山本氏は「今年フォームを変えてきて手探りな部分もあると思うんですけど、自分が疲れてきたり、少しやられ始めたときにどう立て直すか、これから色々探っていくんだと思いますね。ただ昨年から少し形が崩れていたんですけど、今年は良い時の菅野くんに近づいてきているなという感じ」と話したように、ここまでは圧倒的な投球内容を見せている。

 9勝目を挙げた8月25日のヤクルト戦では、初回にいきなり2点を失ったが、2回以降は抜群の安定感を見せ、7回を2失点にまとめた。この投球に江本孟紀氏は「私はあんまり経験ありませんけど、連勝していると投手は不安なんですよ。ただ、やられる不安を全く感じさせない。1回だけですもん。あの辺のギアの入れ方は半端ないですよ。最後の方は大体落ちてくるもんですけど、最後になっても初回と変わらない球を投げられる力を持ったピッチャー」(8月31日に放送された『ショウアップナイタープレイボール』)と絶賛した。

 9月8日の中日戦で7回無失点に抑え10勝目を挙げた試合で解説を務めた井端弘和氏は、「何回か菅野投手でもピンチはあると思いますけど、そこをきっちり抑えているからここまで勝てていると思います。たとえ、先に相手に点を与えても、それ以上与えないというピッチングを心がけていると思います」(9月8日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 中日−巨人戦』)と分析した。

 中日との3連戦を1勝2敗と負け越し、今日から東京ドームで広島と3連戦を行う首位・巨人。エース・菅野智之で、この嫌な流れを断ち切りたいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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