石田ゆり子「全部忘れちゃった」安定の天然ぶりに堤真一「持ち帰って観察したい」

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2020年10月13日 13:51  Techinsight Japan

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まさかのタイミングで天然ぶりを発揮した石田ゆり子
映画『望み』(10月9日公開)でメインキャストを務める堤真一と石田ゆり子が、10日放送のTBS系情報バラエティ番組『王様のブランチ』にVTR出演した。長男が殺人事件に巻き込まれるという極限状態での家族の心理を描いた重い作品だけに、映画コメンテーター・LiLiCoからインタビューを受けて言葉を選びながら話す2人だったが、途中で石田ゆり子が安定の天然ぶりを発揮して空気を一変させた。

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『クローズド・ノート』や『検察側の罪人』の雫井脩介さんによるサスペンス小説を原作に堤幸彦監督がメガホンをとって実写化した映画『望み』は、主人公の一級建築士・石川一登(堤真一)と妻・貴代美(石田ゆり子)の高一になる息子・規士(岡田健史)が失踪したことにより揺らぎ始める家族の絆を描いたものだ。規士の友人が何者かに殺害されたことで、警察は規士が事件へ関与している可能性を疑い始める。

『王様のブランチ』からインタビューを受けて、石田ゆり子は役柄の貴代美が母親として「たとえ息子が殺人犯だとしても、とにかくただ生きていてほしい」と願う気持ちに共感して「疑問は何もない」という。

一方で父親・一登役の堤真一は「男はどこか世間体を気にしたり、(もし被害に遭って命を落としていたとしても)息子は人を殺めたりするわけがないと考えてしまう。どちらが正しいとかではなくリアルでしたね」と母親と父親の違いを実感したことにより、「この映画を観て若い人は母親の無償の愛を改めて気づくかもしれない」と話した。


映画では規士が殺人犯だと決めつけた野次馬たちが石川家に嫌がらせをする場面があり、LiLiCoから「改めて大切にしたいと思ったことは?」と問われた堤真一が「怖いのは家に落書きをしたり、卵をぶつけてきたりすること。自分が卵を投げる側には本当に行かないようにしなければならないと思った」と胸のうちを明かした時のことだ。

次に「石田さんはどうですか?」と聞かれて、「そうですね…」と言葉が出ない石田ゆり子。やがて観念して「なんか聞いてるうちに全部忘れちゃった」とぶっちゃけ「うふふふ」と微笑むばかりである。どうやら他のことを考えてボーっとしていたようなのだ。

堤は重要だと感じた「卵を投げる側にはならないようにしたい」ということを主張した直後に、まさかのタイミングで天然ぶりを発揮した石田をおかしくて直視できず、LiLiCoに向かって「どうしましょうかね? どうしましょう!?」と助けを求め、石田ゆり子にペットのような魅力を感じたのか「ちょっとね、持って帰りたくなるよね。しばらく観察させてほしい」とたとえて笑いを誘った。

9月27日に都内千代田区の神楽座で行われた完成披露試写会の舞台挨拶に登壇した堤真一は、トークセッションで石田ゆり子について「本当の夫婦だったら互いに望むことは?」と聞かれ「1日に2、3回は面白いことをやってくれるようなとんちんかんなところがあるので、それを期待したい」と答えていた。

さらに撮影現場で石田が「演技の手順をイチから覚えられない」と堤から度々いじられたことを明かすと、堤はそんな石田を「天然記念物みたいな人」とたとえていたが、このたびのインタビューで改めて実感したようである。


ちなみに石田ゆり子が2006年8月に発売したエッセイ『天然日和』は「まな板の上の鯉状態になった韓国式あかすり初体験」、「サングラスとマスクの変装で挑んだフリーマーケット」など日常のささやかな出来事を綴ったもので、読者からは「素直で率直な日々の綴り。こんなにも自然体で心が綺麗な方。少し心が疲れたときに読むと元気になります」などの反響があった。堤真一のみならずそのキャラクターに和まされる人は多いようだ。

画像2、4枚目は『王様のブランチ 2020年10月9日付Twitter「【10/10(土)】午前の部」』『映画『望み』 2020年10月9日付Twitter「初日舞台挨拶 ありがとうございました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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