徳井義実を「確定申告のポスターに」と田村淳　「ギャラ無しで引き受けてくれるかも」

お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が14日、レギュラーを務めていたバラエティ番組『今夜くらべてみました』（日本テレビ系）に復帰した。昨年10月に約1億2千万円の申告漏れが発覚し、今年2月まで謹慎していた徳井は、番組冒頭で「私自身の至らなさのせいで、この番組を約1年間ほどお休みしていました。改めて視聴者の方々、不快に思われた方々にお詫びしたいと思います。本当にすみませんでした」と謝罪。深々と頭を下げていた。

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15日放送の『グッとラック！』（TBS系）では、徳井義実の地上波レギュラー番組の復帰をトップで報じた。メインMCの立川志らくは「税金を払わないのはとんでもないことで、テレビタレントとしてはキチンと謝罪はしなければならない」と公の場で頭を下げるのは当然だとした。さらに志らくは、昔から芸人の美学で“破滅型”というタイプがおり、女や金にだらしなくても許されていた人もいると述べるも、徳井には“破滅型”芸人というイメージがもともと無く、巨額な申告漏れ発覚はレギュラー番組の視聴者を驚かせて落胆させたのだから「カメラの前で謝罪するのは当然」とした。

また徳井と同じ吉本所属の先輩芸人でもあるメインコメンテーター・田村淳（ロンドンブーツ1号2号）は、自分の相方も2019年6月に発覚した闇営業問題で謹慎していた経験から、どうしても福田充徳（チュートリアル）の方に感情移入してしまうそうだ。田村は「徳井の申告漏れは、許されることではない」と前置きしながら、「彼なりに反省して、それを支える人たちが（復帰した）番組内にいるということは、徳井が今までやってきたことの全てを表していると思う」と話し、本格的に活動を再開した徳井を応援したいとエールを送った。また「自分がもし税務署のお偉さんだったら、確定申告のポスターに徳井を起用する」と言い、今オファーをかければギャラ無しで引き受けてくれるのではないかと斬新な提言を行った。ただしPR効果は抜群だが、実現するのは難しいだろうという見解も示している。

「今後はもちろん納税に関すること、そのほかいろんな手続き、しっかりとやるべきことをやって、国民の義務を果たしていこうと思っております」と謝罪の中で語っていた徳井義実。その言葉に嘘がないことを信じている視聴者の多くは、他のレギュラー番組の復帰も望んでいるはずだろう。
（TechinsightJapan編集部　みやび）