日本ハム・近藤が5打数5安打で“首位打者争い”激化「吉田は同級生で意識している存在」

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2020年10月15日 22:52  ベースボールキング

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近藤が右中間に先制の2点二塁打を放つ=札幌ドーム
◆ 中田は3打点で単独トップ!西川は盗塁1差に

 日本ハムの近藤健介選手が15日、札幌ドームで行われた西武戦に「3番・左翼」で先発し、5打数5安打4打点の大活躍でチームの勝利に貢献。自身の打率を「.346」まで上昇させ、首位打者争いで首位に立つオリックス・吉田正尚まで「4厘差」に迫った。

 近藤は初回、無死一二塁の場面で打席に入ると、もう少しで本塁打というフェンス直撃の2点適時二塁打でチームに先制点をもたらした。さらに2回には一死満塁からセンター前に2点適時打を放ち、早々に4打点。さらに打点王争いでトップの楽天・浅村栄斗に並んでいる4番・中田翔も適時打を放って5点のリードを奪った。

 その後、西武・森友哉の3ランで2点差とされたが、4回に近藤の二塁打を足掛かりに加点。6回にも二死走者なしから近藤がこの日3本目の二塁打で出塁し、中田の適時打を呼び込んだ。すると8回にも二死走者なしから近藤の二塁打と中田の適時二塁打で加点し、試合を決めた。

 近藤はキャリア初の5安打で打率を「.346」とし、試合前時点の打率ランキングで2位だった柳田をかわして首位の吉田正に急接近。吉田正も同日の試合で3安打を放ち、打率を「.350」まで上げたため、その差は「4厘」に。試合後、近藤は「吉田は同級生で意識している存在ですし、まだまだレベルの違いを見せつけられているので、良い調子を保ちながら最後に笑えるように頑張りたいです」と、打倒吉田を誓った。

 また、この試合で3打点を挙げた中田は「99打点」とし、ライバル・浅村に「3打点」差をつけた。さらにソフトバンクの周東佑京と盗塁王争いを繰り広げている西川遥輝も、1つ盗塁を成功させ、トップに立つ周東との差を「1盗塁」としている。優勝&CS争いに加え、タイトル争いからも目が離せなくなりそうだ。


▼ 打率ランキング
打率.350(360打数126安打):吉田正尚(オリックス)
打率.346(324打数112安打):近藤健介(日本ハム)
打率.335(360打数121安打):柳田悠岐(ソフトバンク)

▼ 打点ランキング
99打点:中田 翔(日本ハム)
96打点:浅村栄斗(楽天)
73打点:柳田悠岐(ソフトバンク)

▼ 盗塁ランキング
34盗塁(盗塁死4):周東佑京(ソフトバンク)
33盗塁(盗塁死5):西川遥輝(日本ハム)
21盗塁(盗塁死3):和田康士朗(ロッテ)

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  • 上位には勝てるのに、下位には勝てない… 何故なのか…
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