江本氏、巨人の1・2番は「いやらしさがない」

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2020年10月17日 08:12  ベースボールキング

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巨人・原監督=ほっともっと神戸(C) Kyodo News
○ DeNA 2 − 1 巨人 ●
<19回戦・横浜>

 16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人戦』で解説を務めた江本孟紀氏は、巨人の1、2番について言及した。

 9月中旬から1番・吉川尚輝、2番・松原聖弥が“1、2番”を組むことが多い。ただ江本氏は、「難しいのはわかるんだけど、1、2番にはいやらしさがない。攻め方はバッター勝負で、相手側からすれば、バッターだけ抑えればいいとなりますからね」と指摘。

 0−0の3回一死三塁の場面で、1番・吉川尚が二ゴロに打ち取られる。この打撃に江本氏は「今見たいなところも、粘ってファウルして浮いたところを外野フライ打ってやろうとか。例えば叩きつけて、高いバウンドでホームに返そうとかね」と走者を還すという意識を感じられなかったようだ。

 続く2番・松原も三邪飛に倒れ、得点することができなかった。「こういうところをもうちょっと粘って次に回そうとか、バッティングの細工が必要なんですよね」と話していた。

 0−0の8回は先頭の吉川尚、松原の連打で一、三塁としたが、江本氏はこの攻撃に「おそらくソフトバンク、ロッテはある程度情報収集するために、試合を見ていると思うんですけど、このケースですよね。短期決戦ででてくるんですよ。普通に打たせるでしょう。だから、いやらしいイメージがない。打ってくるバッティングは、いいよということですよね」と話していた。

 巨人は優勝マジック8で、リーグ優勝間近。日本シリーズに向けて江本氏は「1、2番がどんな選手か、相手も相当研究していると思いますよ。1、2番は、小細工できないバッターなんですね。たとえば無死一、二塁で打順が回ってきたら打つだけですよね。送りバントもできない。転がしてランナーを入れ替わる。セーフティバントをするとか。ただ打ってくるだけ。打たさなければいいという特徴が出ている。そこは短期決戦、日本シリーズに向けて、いやらしさを見せる練習をしたほうがいい」とアドバイスを送っていた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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