里崎氏が語る首位・巨人独走の5つのポイント

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2020年10月18日 10:22  ベースボールキング

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首位を走る巨人=東京ドーム (C) Kyodo News
17日に放送された『ショウアップナイタースペシャル』に出演した里崎智也氏が、61勝34敗5分で優勝マジックを『8』とし、リーグ優勝目前の首位・巨人の“独走の5つのポイント”について語った。

ポイント1 積極的なトレード
「去年優勝しているチームがさらなる厚みを持って戦おうとしているのに、他の5球団は動かないのかと。一軍でバリバリ使える選手を獲得しないと、選手の層は厚くならない。巨人でいうと楽天がロメロ、ブラッシュが調子が良く、中継ぎ陣も森原が抑えで厚みも増して、使うところがないというところで、巨人が若手の有望株を出してまで獲ってきたウィーラーと高梨が大活躍。獲ってくるばかりではなくて、出す勇気もある。主力クラスの澤村をロッテにトレードで出した。長打力のある香月を獲得して、ファームで上位の成績残している。自分達にも余裕があるから澤村の活躍を喜べる。強者のメンタル。こういうのが他の5球団には必要ですね」

ポイント2 エース・菅野が13連勝
「これが大きかったですよ。楽天のマー君(田中将大)の24連勝もそうでしたけど、連敗が止まる。連勝が続くというところで、エースが負けないことによって、悪い流れを止めることができて、いい流れを続けさせる。優勝するためには必要不可欠。先日敗戦投手になりましたが、そういった意味でも菅野の13連勝は大きかったですね」

ポイント3 最強の中継ぎ陣を構築
「今年のジャイアンツの先発はそこまで完投していない中で、中継ぎ陣の頑張りが大きい。高梨、大江の左の完璧なピッチングを含めて、最強の中継ぎ陣。一時は勝ちパターンを2つ作って戦えるんじゃないかというくらいの厚みがありましたからね。今年は6連戦が続いた中、中継ぎ陣を休ませながら戦わなければいけないという状況で、あの人数を構築できたのは疲労軽減のことを考えるとすごく大事なピースだった」

ポイント4 捕手・大城が独り立ち
「開幕早々小林が故障で離脱したということがあって、炭谷、大城でいかなければいけない状況になった時に、打撃を含めて大城のキャッチャーの存在感はジャイアンツにとって大きかった。また、菅野の試合によく打つんですよ。菅野の素晴らしさもありますけど、大城の存在が菅野の連勝を支えたと思いますね。今年の大城の成長は、来年以降に向けて大きかったのではないかと思います」

ポイント5 3人以外レギュラーを固定せず
「坂本、丸、岡本の3人以外は、レギュラーを固定せず状態の良い選手を使いながら、戦っていく。勝ちながら育成していくとシステムを発揮できたんじゃないかなと思います。時期によってはまったくいなかったよねという選手もいましたからね」

(ニッポン放送ショウアップナイター)

このニュースに関するつぶやき

  • 今日は負けたが、なんといっても高梨の獲得が大きいだろう。これまで何度もピンチを救ってくれた。高梨がいなかったらこんなに貯金できなかった。大江の成長にも繋がったしね。楽天には感謝しかない(⌒ー⌒)
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