織田裕二『SUITS/スーツ2』がフジドラマ最後の出演に!? 「制作費大幅カット」で大物キャスティングは「難しい」

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2020年10月19日 11:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

 織田裕二が主演を務めるフジテレビ系“月9”ドラマ『SUITS/スーツ2』が、10月19日に最終回を迎える。初回こそ、平均視聴率11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したものの、以降は1ケタ台で推移しており、全話平均で2ケタ台に乗せるのは難しい状況だろう。業界関係者の間では、「織田が月9で主演することはもうないかも」といわれているようだ。

「敏腕弁護士・甲斐正午(織田)の活躍を描く同ドラマは、2018年に第1シリーズが放送され、初回14.2%の好スタートを切りました。その後は、1ケタ台に落ちたこともありましたが、全11話の平均視聴率は10.8%と2ケタを達成しています。一方、今年4月に始まった『SUITS/スーツ2』は、第2話で一気に8.4%まで転落し、そのまま新型コロナウイルス感染拡大の影響で放送が延期に。7月27日の再開前には、1話と2話を振り返る“合体特別版”も放送されましたが、第3話も8.3%と“不発”でした」(芸能ライター)

 その後も2ケタ台に到達できないばかりか、9月7日放送の第9話では自己ワーストの7.0%を記録。10月12日放送の第14話も8.5%だっただけに、19日の最終話の視聴率にも不安が漂う。

「同作のシーズン1では、放送前からメインキャストの織田と鈴木保奈美が、1991年に大ヒットした月9ドラマ『東京ラブストーリー』以来、27年ぶりの共演ということが話題になっていましたが、当時視聴していた40〜50代には懐かしくても、今の若い世代にはピンと来ないでしょう。最終回には、観月ありさがゲスト出演することが発表されているものの、やはり“昭和世代”にしか響かないでしょうし、話題性はイマイチです」(同)

 結局、低視聴率のまま終わるとみられている『SUITS/スーツ2』だが、フジとしてもある“区切り”が近づいているとか。

「新型コロナの煽りを受け、フジは来年度からドラマの制作費を大幅にカットするそうです。通常、1時間ドラマ1話につき予算はだいたい3,000〜4,000万円で、『SUITS/スーツ』シリーズのように主要キャストのギャラが高い作品は5,000万円を超えることもありますが、来年度からはなんと半額以下になるとか。3,000万円で作っていたドラマなら、1,500万円しかかけられなくなります。深夜の30分ドラマが500万円ちょっとという程度なので、かなり低い水準で、看板ドラマ枠である月9を制作しなければならない。そうなると、いわゆる大物俳優を主演に置いた作品を制作することは難しいため、織田の起用も今回が最後になってしまうのでは」(芸能プロ関係者)

 『SUITS/スーツ2』終了後、11月からは上野樹里主演の『監察医 朝顔2』を“2クール連続”で放送すると発表されているが、これを区切りに、以降は、格段に低予算となった月9がスタートするとみられる。上野もプレッシャーだろうが、まずは織田が、このままでは最後となりそうな月9主演作で、なんとか有終の美を飾れるといいのだが……。

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