渡部建ら不祥事芸能人、“介護福祉”でイメージ回復に現場職員が一喝「ナメてますね」

5

2020年10月20日 20:00  週刊女性PRIME

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

週刊女性PRIME

酒井法子、渡部建、田村亮

 6月に“多目的トイレ不倫”が発覚し、現在は謹慎中のアンジャッシュ・渡部建。

 そんな渡部は、多大な迷惑をかけた家族や仕事関係者への贖罪の気持ちが強く、社会貢献ができる介護福祉士やケアマネジャーなどの、福祉系の資格取得を見据えて猛勉強中だと『女性自身』(10月27日号)で報じられた。

 この報道に対しネットでは、

《芸能人の懺悔=福祉ってゆう風潮、なんなん?》
《好感度アップのために福祉を利用しないでほしい》
《こんなやつに多目的トイレで介護されたくねぇわ》

 と、厳しい声が並んだ。

手っ取り早く社会貢献ができる場

『週刊文春』では、渡部が六本木ヒルズの多目的トイレに女性を呼びつけ、“性のはけ口”のように扱っていたという自己中心的な不倫の現場が詳細に報じられた。その数か月後、同じ人物が困っている人を支える福祉のことを勉強しているという。渡部が資格取得を狙う理由とは、一体何なのだろうか。

「今後も芸能人として活動し、テレビに復帰するためには“イメージ回復”は絶対条件です。そこでよく使われるのが社会的弱者の手助け。介護業界は人材不足と聞きますから、未経験であったり社会経験がなくとも比較的入りやすいイメージもあるのでしょう。介護は彼にとって“手っ取り早く社会貢献ができる場”に映っているのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 しかし、ネットでは《そうやって福祉をするって言ってやってる人を見たことない》と過去の例を指摘する声もある。

「この流れを作ったのは酒井法子ですかね。覚せい剤取締法違反罪の裁判中、彼女は“介護の勉強をする”と話して、確かにその後の2010年に群馬県内にある大学の介護福祉コースに入学しました。ところが2013年に同校の運営資金が底をつき、まさかの廃校に。それ以降、別の学校に転入するわけもなく、なあなあになって結局、芸能界に復帰しました。確かに“勉強はした”のでウソをついたわけではありませんが(苦笑)」(芸能プロ関係者)

 また闇営業が問題となったロンドンブーツ1号2号・田村亮も謹慎中に老人ホームを訪れ介護の勉強をしていることが報じられたが、結局は芸能界復帰を果たし、うやむやに。

 渡部をはじめ不祥事を起こした芸能人が介護の勉強を始めることについて、実際に高齢者施設や障害者施設で働く介護職の方々はどう感じるのだろうか。

「ナメてる」と怒りの声の一方で肯定派も

 障害者施設で働く30代男性Aさんは「ナメてますね」とバッサリ。

「罰ゲームじゃないんだから(笑)。私たちの職場は刑務所ですか? イメージアップみたいな気軽な気持ちだったとしたら大間違い。大変なところですよ」

 と怒りを通り越して呆れた様子だ。特別養護老人ホームで介護福祉士として働く20代女性Bさんは、

「不祥事を起こした芸能人が介護を償いのように捉えているんだったら、世間の介護に対するイメージがもっと悪くなるのではと思ってしまいます」

 と介護業界への悪影響を心配する。

 芸能界のグルメ王とも呼ばれた渡部は、「夜景鑑賞士検定3級」「社交ダンス(ラテン1級)」「高校野球検定」など数々の資格を取得している。例えば介護系で唯一の国家資格である介護福祉士は高度な専門知識と技術をもち、現場でもリーダーとしての役割を求められる。養成施設などで学ぶルートでなければ、受験資格を得るために3年以上の実務経験と実務者研修を修了する必要があり、ハードルは高い。もし渡部が本気で目指すなら、並大抵の努力ではたりないだろう。

「続いたら根性あるなって思います。現場に来なかったら意味がないかな」(障害者施設で働く20代女性Cさん)

 と渡部のやる気を問う声も。一方で、肯定的な見方もある。

「きっかけはなんでもいいのでは、とも思います。実際現場に来たら、想像以上に感情が振れることが起こって、予想しなかった成長があると思う。資格を単に取得するよりは、現場で利用者さんに接してみてほしい」(障害者施設で働く30代女性Dさん)

 介護福祉士やケアマネージャーなどの資格を持ち、この道20年という障害者施設の施設長・Eさんは、

福祉業界は、相手を喜ばせるのが好き、という人が向いているところがあるので、その点では芸能界の人は資質の高い人が多いと思います。またこの業界はケアするのが上手な職員が多いので、他業種よりは、ある程度どんな人が来ても受け入れることはできる。罪ほろぼしをしたい人、全てを捨ててやり直したい人──どういうきっかけであっても興味をもってくれることはうれしいです

 と語る。華やかな芸能界とは180度違い、スポットの当たらない“裏方”である介護業界だが、

「渡部さんが本気でやりたいと思っている可能性もあるので、芸能人とひとくくりに色眼鏡で見て、意欲を削ぐようなことはしたくない。一般人でも、本気でやりたいと思って来ても続かない人はたくさんいるので、一概には言えないですから。口だけではなく、ぜひ頑張ってほしいです。口だけだとしたら? 怒り心頭です」(Dさん)

 相方の児嶋一哉に電話で「心を入れ替える」と謝罪したという渡部。さすがに“口だけ”ではないことを願いたい。

このニュースに関するつぶやき

  • (本文より)こんなやつに多目的トイレで介護されたくねぇわ←DA・YO・NE〜♪www
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(3件)

ニュース設定