中日がビシエド通算100号で逆転勝ち 守護神欠き福プロ初セーブ「臨機応変に」

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2020年10月21日 21:54  ベースボールキング

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ベースボールキング

中日・ビシエド=ナゴヤドーム(C)KYODO NEWS IMAGES
○ 中日 4 − 2 DeNA ●
<18回戦・ナゴヤドーム>

 中日が主砲・ビシエドのメモリアルアーチで逆転勝ち。本拠地での連勝を7に伸ばし、6カード連続の勝ち越しを決めた。

 中日は1点ビハインドの7回に二死一二塁の好機を迎えると、4番・ビシエドがエスコバーの151キロを一閃。打球はファンが待つ右翼席に飛び込み、試合をひっくり返す逆転3ランとなった。

 ビシエドにとってはこれが日本球界5年目で嬉しい通算100号本塁打。球団助っ人では史上6人目のメモリアルアーチで一気に3打点を稼ぎ出し、巨人・岡本和真とヤクルト・村上宗隆を抜く79打点でセ・リーグ打点部門の単独トップに浮上した。

 同日に絶対的守護神のライデル・マルティネスを抹消していた中日は、7回途中2失点で降板した勝野昌慶の後を谷元圭介、祖父江大輔とつないで9回へ。

 最終回はこれまでセットアッパーとして奮闘してきた左腕・福敬登が走者を背負いながらも無失点で締め、プロ5年目で嬉しい初セーブ。7回一死から0回2/3を無失点に抑えた35歳のベテラン右腕・谷元が2年ぶりの白星を手にした。

 与田監督は試合後のインタビューで「素晴らしいホームランでした。本当に4番の仕事をしてくれた」とビシエドの一発を称えつつ、7回先頭の「代打の堂上が見せたファーストへのヘッドスライディングというのは本当にチームを鼓舞してくれた」と、逆転劇の直前に凡退していたベテランの姿勢にも言及。「簡単にアウトにならないんだという姿勢が今日のゲームを作ったんじゃないか」と会心の一勝を振り返った。

 今後は守護神を欠く戦いが続くが、試合終盤の投手起用については「相手チームを見ていきながら、バッターを見ていきながら臨機応変に戦っていきたいと思っています」と、柔軟な起用で乗り切る方針を明かした。

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  • 悲願のAクラス見えてきたかも…長かったなぁ��(����)
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